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2007/02/21

Hayren/Kim Kashkashian

1754

キム・カシュカシャンのアルメニア特集とも言うべきアルバム。Tigran Mansurianの曲を最初と最後に据えて、コミタスの曲を中間部に持ってきています。Mansurianの曲も難解なイメージはなく、民族的な雰囲気を少し醸し出している感じ。穏やかに進んでいきます。コミタスの曲も落ち着いた感じのゆったりとしたクラシックという感じで、民族度はあると思います。それにしても、Mansurianのヴォーカルは何とかならなかったかな、というのは、少しありますが。

 

Hayren/Kim Kashkashian(Viola)(ECM New Series 1754) - Recorded May 2000. Robyn Schulkowsky(Per), Tigran Mansurian(P, Vo) - Tigran Mansurian: 1. Havik Komitas: 2. Garun A 3. Krunk 4. Chinar Es 5. Krunk 6. Hov Arek 7. Hoy, Nazan 8. Krunk 9. Tsirani Tsar 10. Oror 11. Antuni 12. Oror Tigran Mansurian: 13. Duet For Viola And Percussion

1、13曲目がTigran Mansurianの作曲で、ヴィオラとパーカッションとのデュオ。1曲目はアルメニアっぽい旋律の曲で、13曲目が現代音楽風の演奏。2-12曲目はKomitas(19-20世紀のアルメニアの作曲家)の曲で、Mansurian自身がピアノとヴォーカルで参加。アルメニアの旋律を、なぜかヘタウマな印象のヴォーカルで聴かせてくれます。キム・カシュカシャンのヴィオラも、その地域周辺の民族の哀愁度がけっこう高いです。 (03年7月30日発売)

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