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2007/02/09

Amaryllis/Marilyn Crispell, Gary Peacock, Paul Motian

1742

マリリン・クリスペルのアルバムで、3者対等のクレジットになっています。曲も3者で同じくらいずつ出していて、再演曲もあったりと、いろいろとお楽しみが多いアルバム。このメンバーだとECMの流儀だけど硬派なピアノ・トリオになるので、聴いていて、思わず姿勢を正してしまいます。でも好きな3人の組み合わせなので、昔は何度も聴いていたアルバムです。後半はフリー・インプロヴィゼーションに近い演奏もあったり、やはりこのメンバーならではかな、と思わせるところがいい。このメンバーの演奏、今は聴けないのが残念(’23年記)。

 

Amaryllis/Marilyn Crispell(P), Gary Peacock(B), Paul Motian(Ds)(ECM 1742) - Recorded February 2000. - 1. Voice From The Past 2. Amaryllis 3. Requiem 4. Conception Vessel/Circle Dance 5. Voices 6. December Greenwings 7. Silence 8. M.E. 9. Rounds 10. Avatar 11. Morpion 12. Prayer

5年ぶりのこのトリオでの録音。ほとんどはメンバーが持ち寄った曲で、3-4曲ずつ提供しています。フリー・インプロヴィゼーションに近い形での演奏が繰り広げられるのかと思ったら、前半は意外にまとまりが良くてメロディアス。とは言うものの、全体的にはやっぱりECM流で、淡く静かな演奏ではあります。そんな中で3曲目は曲名に似合わずやや元気か。哀愁漂う1曲目からはじまり、タイトル曲の2曲目は甘く、まさにアマリリス。幻想的な4曲目、静かに語りかけてくる5曲目、不思議なテーマとメロディの6曲目、静かでフリーっぽいマンフレート・アイヒャーに捧げた8曲目、これぞフリーという感じの9-11曲目。後半ややフリーっぽくなっていきますが、静かで美しいメロディを持つ12曲目で幕を閉じます。(01年4月21日発売)

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