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2007/01/24

Whisper Not/Keith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnette

1724

キース・ジャレットのスタンダーズの3年ぶりのアルバム。このアルバムから、かな?残響音が少なくなって、より聴きやすくなったと思います。どういうことでもキースはキースなんだなあ、と思います。ECMのアルバムを処分した時に、キース・ジャレットのECMのアルバムはとってあります。これからも聴いていく価値のあるアルバムだと思えるからです。これだけ持っていると、なんだか無尽蔵に音源があるような錯覚に陥りますが、けっこう多くの録音を残しているのは事実ですしね。今では(’23年記)新しい演奏は聴くことができないので、大切に取っておきたいですね。

 

Whisper Not/Keith Jarrett(P), Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1724/25) - Recorded July 5, 1999. - 1. Bouncing With Bud 2. Whisper Not 3. Groovin' High 4. Chelsea Bridge 5. Wrap Your Troubles In Dreams 6. Round Midnight 7. Sandu 8. What Is This Thing Called Love 9. Conception 10. Prelude To A Kiss 11. Hallucinations 12. All My Tomorrows 13. Painciana 14. When I Fall In Love

前作の東京のライヴから3年以上経過し、これはパリでのライヴ。キース・ジャレットはその間、病気だったそうなのですが、そんなことを感じさせない演奏が見事。ミキシングが変わって、残響は少なめでより生々しい音になったと思います。 そういう意味ではリアルなジャズをより強く感じます。選曲も良く、2枚のCDをあっという間に聴かせてくれます。ピアノは相変わらずメロディがあふれ出てくる、といった感じ。特に、これでもかとフレーズが出てくる3曲目や8-9曲目。静かな曲も良い。だいたいの曲ではピアノからはじまり、他の楽器が合流するパターンは同じ(もしかしてぶっつけ本番なのか?)ですが、十数年いっしょにやってきた気心が分かり合えるピアノ・トリオの、言わば理想的な現在進行形のひとつの形かも。(00年10月4日発売)

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