Two Blocks From The Edge/Michael Brecker
マイケル・ブレッカー追悼特集でコメント手直し聴き5日目。いちおう今日で一段落になります。昨日からの続きだけれど、どのアルバムがいいかという話に戻って、どれもいいけれど他のアルバムはサイドのミュージシャンが豪華なので悪かろうはずもないし、ということで、今は中堅だろうけれども、当時若手(?)のミュージシャンばかりを揃えたこのアルバムをオススメしたいかな、と思います。10曲目は日本盤のみのボーナストラックですが、前半がテナーのソロで、バラードなのにバリバリと吹いていて、後半がピアノとのデュオの構成になっています。できればこのボーナストラックのある日本盤をオススメします。
Two Blocks From The Edge/Michael Brecker(Ts)(Impulse) - Recorded December 1997. Joey Calderazzo(P), James Genus(B), Jeff "Tain" Watts(Ds), Don Alias(Per) - 1. Madame Toulouse 2. Two Blocks From The Edge 3. Bye George 4. El Nino 5. Cat's Cradle 6. The Impaler 7. How Long 'Til The Sun 8. Delta City Blues - Intro 9. Delta City Blues 10. Skylark
マイケル・ブレッカー作は5曲(1-2、7-9曲目)。今回はスゴ腕の若手が参加しているアルバム。メカニカルなテーマの提示が彼らしいミディアム8ビートからソロで4ビートになる1曲目、アップテンポで一部内省的、メカニカルな彼の得意技を繰り出すタイトル曲の2曲目、ミディアムでハードバップタッチが板についている3曲目、8ビートからラテンビートも含むやや哀愁の漂う4曲目、しっとりとしたバラードを聴かせる5曲目、アップテンポでサックスや他楽器のスリリングな展開が見事な6曲目、コード進行が印象的な美しいバラードの7曲目、8曲目へのイントロとなるテナーのソロの小品の7曲目、陽気に、時にモーダルに展開する、古いような新しいようなスタイルのブルースの9曲目、スタンダードで、渋いバラードの10曲目。
« Karl Amadeus Hartmann/Bela Bartok/Zehetmair Quartet | トップページ | The Brecker Brothers »
「音楽」カテゴリの記事
「ジャズ」カテゴリの記事
« Karl Amadeus Hartmann/Bela Bartok/Zehetmair Quartet | トップページ | The Brecker Brothers »
コメント