The Brecker Brothers
方向を変えようと思ったのですが、またマイケル・ブレッカーつながりのコメント手直し。ブレッカー・ブラザースの1作目。2-3作目は手直しをずいぶん前にスティーヴ・カーンのときにやっているので、翌日以降4-6作目を聴いていこうかなと思っています。このアルバムの録音が’75年。メカニカルで高度な3管アンサンブルと、ファンクな曲調、曲によってはヴォーカルもあったりバラードもあったりしますが、当時は高度なテクニックでノックアウトされた人も多かったんではないでしょうか。残念ながら私はここらあたりリアルタイムでは聴いていませんでしたけれど。ミキシングの関係で低音が不足気味ですが、そんなことどうでもよくなるぐらいに、カッコ良いグループですね。
The Brecker Brothers(Novus) - Recorded January 1975. Randy Brecker(Tp, Flh, Vo, etc.), Michael Brecker(Ts), Dave Sanborn(As), Don Grolnick(Key), Bob Mann(G), Will Lee(B, Vo), Harvey Mason(Ds), Ralph MacDonald(Per), Christopher Parker(Ds), etc. - 1. Some Skunk Funk 2. Sponge 3. A Creature Of Many Faces 4. Twilight 5. Sneakin' Up Behind You 6. Rocks 7. Levitate 8. Oh My Stars 9. D.B.B.
5曲目のみ共作で、他は全部ランディ・ブレッカーの作曲。エレクトリック・トランペットもあり。ミキシングの古さはあっても、今聴いてもすごくカッコ良い。グループの象徴とも言えるメカニカルでハードなファンクの1曲目、アンサンブルが変幻自在に絡みつつ発展していくファンクの2曲目、かなり複雑なアンサンブルの出だしでテーマ部のリズムもややこしく、味のあるソロもある3曲目、重厚な薄暗いテーマと臨機応変なテンポで目まぐるしく変化する4曲目、この曲のみツイン・ドラムで、ノリノリのファンクのヴォーカルも入る5曲目、テンポの速いメカニカルなファンクが渋い6曲目、トランペットでの幻想的な静かなバラードの7曲目、ポップでランディのヴォーカルをフィーチャーした8曲目、高速メカニカル攻撃とも言える内容の9曲目。
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