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2007/01/31

The Seed-At-Zero/Robin Williamson

1732

ロビン・ウィリアムソンのアルバム。シンガーソングライターで、もうECMからアルバムを出す頃は有名になっていたと思います。これもなぜかプロデュースはスティーヴ・レイクで、彼にしては少し変わった趣向ではないでしょうか。ハードなフリーでもなく、シンガーソングライターの録音をしたのですから。ただ、彼はECMから何枚かアルバムを出しているので、セールス的には良かったのではないかと思います。これはスティーヴならではのプロデュースの勝利かもしれません。でもジャズにいちおう分類してありますが、カントリー・ミュージックやフォークに近い演奏ですね。

 

The Seed-At-Zero/Robin Williamson(Vo, G, Harp, Mandolin)(ECM 1732)(輸入盤) - Recorded March 2000. - 1. The World 2. The Seed-At-Zero 3. Skull And Nettlework 4. Holy Spring - To God In God's Absence 5. Lament Of The Old Man 6. In My Craft Or Sullen Art 7. Verses At Balwearie Tower 8. Can Y Gwynt 9.By Weary Well 10. The Bells Of Rhymney 11. On No Work Of Words 12. The Barley 13. Hold Hard, These Ancient Minutes In The Cuckoo's Month 14. Cold Days Of February 15. Poem On His Birthday 16. For Mr. Thomas

(02/06/13)ECMにしては珍しく、シンガー・ソングライターのアルバム。一人多重録音で、しかも素朴な編成ということで、やや静かでスペイシーな点では、多少サウンドにECMらしさはあるのかな、という気はします。ただ、温度感はいつもより高く、ギターの弾き語りなどはアメリカのフォーク(あるいはカントリー)・ソングをそのまま聴いているかのような印象。ロビン・ウィリアムソンの詞も多く、曲に関しては大部分が彼の作曲。そして16曲全曲が歌詞がついている曲か、語りの部分のみで成り立っているものや、ヴォーカルだけでの曲もあります。ジャンルはともかく、ベクトルが温かい方を向いているという点では、やっぱりかなり異色なアルバムです。 ジャズファンよりはフォーク・ファン、ECMファン向け。

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