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2007/01/08

Steppin' Zone/Alex Sipiagin Quintet

1202
Criss Crossレーベル順番聴き2日目。何だか下のコメントを見ていると、「モード」「アップテンポ」「スピードのある」「メカニカル」「スリリング」とお決まりの単語が、時に複数並んでてかなり陳腐なコメントになってますが、このメンバーだもの、演奏を聴いてぶっ飛びました(笑)。これぞ現代ジャズというのを思う存分楽しんだ、という感じです。モードというよりは、空間を刀で斬り込んでいくような各楽器のフレーズがそれこそ縦横無尽に、曲によっては静かに、自由に飛び回っているという感じですね。好き嫌いは出てくるかもしれませんが、こういうサウンド、並みのミュージシャンなら出ませんよね。


Steppin' Zone/Alex Sipiagin(Tp, Flh) Quintet(Criss Cross 1202)(輸入盤) - Recorded June 5, 2000. Chris Potter(Ts), David Kikoski(P), Scott Colley(B), Jeff 'Tain' Watts(Ds) - 1. Catalyst Take 1 2. Room 28 3. Steppin' Zone 4. Spacing 5. Missouri Uncompromised 6. Moonstone 7. Conception 8. Catalyst Take 2

(07/01/04)Alex Sipiaginのレーベル初リーダー作。彼の作曲は2曲(2-3曲目)。なかなかスゴいメンバー。モード的な展開の曲が多いかも。スコット・コリー作でアップテンポのテーマがカッコ良く、ソロはスリリングに展開していくスピーディーな1、8曲目、テーマが変則リズム的にも聴こえるけれとも、ややアップテンポのオーソドックスなモードの2曲目、カチッとしたピアノとホーンの絡みで自由に進んでいくやや静かなタイトル曲の3曲目、思いっきりモードしているスピードのある暗いメカニカルな感じのデヴィッド・キコスキ作の4曲目、パット・メセニー作ですがオーネット・コールマン作のようにも聴こえるアップテンポの5曲目、スピリチュアルな世界を漂うようなバラードの6曲目、やや明るめですがスピードのある4分の7拍子の7曲目。

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