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2007/02/01

Return Of The Brecker Brothers

Breckerret ブレッカー・ブラザースの復帰第1作。以前の解散後、このメンバー名義のものは絶対に再び出ないと思っていたらやってくれました。しかも曲も新作を引っさげて。メンバーも豪華だし、曲や音質の完成度も上がっています。ただ、個人的にはグループとしてのインパクトは、’75年の第1作「ブレッカー・ブラザース」と’78年の「ヘヴィー・メタル・ビバップ」にあると思っていて、音質などの点を差し引いても、その時代に対する衝撃力は昔の方があったかな、と思います。だけど今回のこのアルバムが悪いということではなくて、かなり素晴らしいことには違いありません。それでもあのインパクトを求めてしまう自分がいます。

 

Return Of The Brecker Brothers(GRP) - Released 1992. Michael Brecker(Ts, EWI, Key, Synth), Randy Brecker(Tp, Flh), Mike Stern(G), Armand Sabal-Lecco(B, Vo), Max Risenhoover(Synth, Per Prog), George Whitty(Key), David Sanborn(As), Dean Brown(G), Veera(Voice), Robby Kilgore(Key, B), Maz(Key, Dr), James Genus(B), Dennis Chambers(Ds), Bashiri Johnson(Per), Will Lee(B, Voice), Malcolm Pallack(Voices), Don Alias(Per) - 1. Song For Barry 2. King Of The Lobby 3. Big Idea 4. Above And Below 5. That's All there Is To It 6. Wakaria (What's Up?) 7. On The Backside 8. Sozinho (Alone) 9. Spherical 10. Good Gracious 11. Roppongi

兄弟バンドの奇跡の復活。豪華なメンバーの超元気フュージョンサウンドで、曲ごとにメンバーを変更。プログラミングも入っていますが、このサウンドなら許せます。 ウェザー・リポート的なファンクの1曲目、ノリノリのタイトな重めのチューンの2曲目、打ち込みだけれどもなかなかの3曲目、複雑な構成の曲をこれでもかとさばき、ラテンノリもある4曲目、ミディアムのレゲエでヴォーカル入りの5曲目、明るいアフリカ的な6曲目、やや陰影のあるファンクの7曲目、美しいバラードを聴かせている8曲目、モンク的なリズムのズレを感じるテーマの9曲目、ミディアムのシャッフルリズムの10曲目、メカニカルなファンクで締める11曲目。マイク・スターンは1-2、8-11曲目に、デニス・チェンバースは4-6、8-11曲目に参加。

(注)これと同じタイトルのレーザーディスクも持っているのですが、そちらはライヴで、しかも「サム・スカンク・ファンク」なども入っていて、バリバリの演奏だそうです。現在ヴィジュアルを見る方法がないので、直接確認はしていませんが。

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