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2007/01/12

セント・オブ・サマー/シーン・オブ・ジャズ

Scenesumemer
「シーン・オブ・ジャズ」1日目。この企画、3ヶ月ごとに季節のアルバムを4枚出すようで、現在冬の3枚目まで出ています。1枚聴いたら、コメントがなかなか浮かんでこなくて、これを3枚もやるのか~、と思うとなかなか先に進まなかったのですが、いざやり始めてみると、何とかなるものですね。ある程度の聴きやすさを意識しながら、ちょっと骨太で、繊細な部分ももちろんあって、と演奏にハマりこんでいく自分がいます。3人とも好きなミュージシャンですしね。できれば発売当時にこのアルバムを購入してしまいたかったのですけれど、当時は見落としていました。ただ、やっぱり3枚連続でコメントが続くかどうか(笑)、乞うご期待!


セント・オブ・サマー/シーン・オブ・ジャズ(Roving Spirits)
Scent Of Summer/Scene Of Jazz(Roving Spirits) - Recorded February 26, 2006. 石井彰(P)、大坂昌彦(Ds)、安ヵ川大樹(B) - 1. Summertime 2. A Felicidade 3. Summer Night 4. The Island 5. A Night In Tunisia 6. The Summer Knows 7. Once Upon A Summertime 8. Estate 9. Summer In Central Park 10. Triste

トリオでの演奏。スタンダードやジャズメンオリジナルを季節ごとに4枚のアルバムで表現していく予定。ここでは夏にちなんだ曲を演奏。4ビートでの曲も2、5、10曲目のようにありますが、骨のあるフレーズを内包しながら、どちらかと聴きやすい、BGMにしてもいい繊細な曲もあります。もちろん、このメンバーでは単なるイージーリスニングのわけはないですが。夏にしてはやや涼しい、風景の見えるようなピアノ・トリオのサウンドで表現をしていく感じ。石井彰のやや繊細な個性の良いところが出ています。1曲目の「サマー・タイム」にしてからがゆったりと進行して詩人の表情をたたえたジャズのよう。ただ2、5、7、10曲目はスウィング感が前面に出てきて、やっぱり硬派だなと思わせます。ミシェル・ルグラン作の6-7曲目はフランスの香り。(06年7月5日発売)

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コメント

本作が期待はずれだったので秋、冬編は買いませんでしたが、これよりもいいとすればちょっとは聴いてみたいところがあります。
春を出した段階でこの企画は終わると思いますが、今度はオリジナルでガンガンやってもらいたいものです。

こちらからもTBさせていただきます。

>naryさん

TBありがとうございます。

秋、冬編の方が、慣れてきてもう少し自由になってきたかな、という感じはあったのですが、やっぱりシリーズ物なので、それほど極端に変化してきているわけでもないようですね。ただ、いろいろ工夫が感じられて、面白いです。

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