Play-Penn/Clarence Penn Quintet
Criss Crossレーベル新年順番聴き1日目。他に12月発売の国内盤新譜もあるのですが、どうもこちらの方を聴きたくなってしまうようです(笑)。このアルバムは私の好きなオーソドックスなタイプの若手ギタリストで、オランダ出身のジェシ・ヴァン・ルーラーがこのレーベルに最初に参加した作品でもあります。次作のAlex Sipiaginもロシア人で、アメリカで活躍している(あるいは活躍していた)とは言え、1200番以降、アメリカ人以外のミュージシャンを以前よりは積極的に登用しているようですね。ここでもピアノレスでギターがその分出ているので、なかなかいい味をだしています。主役のクラレンス・ペンは、どちらかというとプッシュ・タイプのドラマーかなと思います。
Play-Penn/Clarence Penn(Ds) Quintet(Criss Cross 1201)(輸入盤) - Recorded January 19, 2001. John Swana(Tp, Flh), Ron Blake(Ts), Jesse Van Ruller(G), Rodney Whitaker(B) - 1. Teo 2. Grace-Man 3. You Must Believe In Spring 4. Blues For Paris 5. The Charm 6. Consistent-Seay 7. Red Alert 8. Essence 9. Preston's Theme
(07/01/04)Clarence Pennのレーベル2枚目で、彼の曲は3曲(4、6、9曲目)。ピアノの替わりにギターが加わり味のあるジャズが展開しています。ドラムスがプッシュしている感じ。セロニアス・モンクの曲をわりとストレートアヘッドに演奏している1曲目、ロン・ブレイク作の中間色的な味わいのあるちょっと盛り上がるボッサの2曲目、ミシェル・ルグラン作の味わいがあってミディアムも少しあるバラードの3曲目、ブルースとしてはメロディアスな明るい曲調の4曲目、淡い哀愁のあるミディアムのワルツの5曲目、ギターが要になっている4ビートのノリのよい6曲目、ジョン・スワナ作でややアップテンポのモーダルな7曲目、ロドニー・ウィテカー作のややゆったりとした雰囲気の8曲目、マイナーでラテンノリのややアグレッシヴな9曲目。
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