Don't Try This At Home/Michael Brecker
マイケルブレッカー追悼特集のコメント手直し聴き2日目。2作目の方は、メンバーが曲ごとに入れ替わったりしますが、それでもけっこう強力なメンバーですね。5曲目のハービー・ハンコックのソロはやっぱり存在感があるし、それ以外にもこのメンバーだから最高、という面も多いと思います。やはりEWI(エレキのサックスのようなもの)をかなり使用しているので、オーセンティックなジャズファンには抵抗があるのかもしれませんが、意外に彼の音楽として素直に聴けると思います。今回はエレキベースの曲も数曲ありますが、フュージョンかジャズかと言われると、やっぱりこれはジャズのアルバムだ、と言える内容だと思ってます。かなり現代的ですが。
Don't Try This At Home/Michael Brecker(Ts, EWI)(Impulse) - Released 1988. Mike Stern(G), Don Grolnick(P), Charlie Haden(B), Jeff Andrews(B), Jack DeJohnette(Ds), Mark O'Connor(Vln), Adam Nussbaum(Ds), Herbie Hancock(P), Joey Calderazzo(P), Judd Miller(Synth), Peter Erskine(Ds), Jim Beard(Synth) - 1. Insbynne Reel 2. Chime This 3. Scriabin 4. Suspone 5. Don't Try This At Home 6. Everything Happens When You're Gone 7. Talking To Myself 8. The Gentleman & Hizcaine
マイケル・ブレッカー作ないし共作は3曲(1、5-6曲目)。曲によって編成を変えて演奏。チャーリー・ヘイデンが1-3、5-6曲目に、ジャック・ディジョネットが1、3、5、8曲目に、マイク・スターンが1-2、4-5、7-8曲目に、ハービー・ハンコックが3、5曲目に参加。ジャズ的な曲もありますが、EWIの利用もあって、多彩。民族的な旋律のEWIではじまり突進していく感じの1曲目、静かにはじまりミステリアスな、途中から4ビートで盛り上がる2曲目、しっとりとしたバラードで美しい3曲目、ジャジーながらEWI中心の4曲目、EWI、テナー・サックスでの演奏と緩急自在なタイトル曲の5曲目、しっとり感と浮遊感のあるバラードから盛り上がる6曲目、ファンク的なフュージョンでソロもいい7曲目、幻想的な世界を漂うような8曲目。
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