共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Not Two, Not One/Paul Bley, Gary Peacock, Paul Motian | トップページ | 今年聴いた’06年ジャズベスト3 »

2006/12/13

Trio Sonatas/Zelenka

1671

ゼレンカのトリオ・ソナタ集。ハインツ・ホリガーやトーマス・ツェトマイヤーらが参加しています。コメントにも書いてありますが、聴いていると、確かにボヘミアのバッハと言われることはありますね。New Seriesとしては正統派が増えてうれしい限りですが、このゼレンカ、このアルバムでより聴く人が広がった、という説もあって、なかなか興味深いです。常にいろいろな方向にアンテナを張っているレーベルですね。

 

Trio Sonatas/Zelenka(ECM New Series 1671/72) - Recorded June, 1997. Heinz Holliger(Oboe), Maurice Bourgue(Oboe), Thomas Zehetmair(Vln), Klaus Thunemann(Bassoon), Klaus Stoll(B), Jonathan Rubin(Lute), Christiane Jaccottet(Harpsichord) - 1-4. Sonata No.1 In F Major 5-8. Sonata No.2 In G Minor 9-12. Sonata No.3 In B Flat Major 13-16. Sonata No.4 In G Minor 17-19. Sonata No.5 In F Major 20-23. Sonata No.6 In G Minor

邦題「6つのトリオ・ソナタ集」。18世紀のチェコの作曲家であるゼレンカの曲で、典型的なバロック音楽というような雰囲気があります。ECMにしては珍しく正統派で、カチッとまとまりの良いアンサンブル。短調の曲の方が印象に残りましたが、適度に長調、短調と交互にあらわれ、うまくサウンドのバランスがとれていて、聴いていて心地良いです。色彩的にもやや暖かめの色調で優しくせまってきます。ボヘミアのバッハとも言われているそう。(99年10月22日発売)

 

« Not Two, Not One/Paul Bley, Gary Peacock, Paul Motian | トップページ | 今年聴いた’06年ジャズベスト3 »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

クラシック・現代音楽」カテゴリの記事

ECM1651-1701番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Trio Sonatas/Zelenka:

« Not Two, Not One/Paul Bley, Gary Peacock, Paul Motian | トップページ | 今年聴いた’06年ジャズベスト3 »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト