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2006/12/25

Rites/Jan Garbarek

1685

ヤン・ガルバレクの2枚組のアルバム。もう何枚ECMからリーダー作や参加作を出しているか分かりませんが、ここでのアルバムでは、また新しいことにも挑戦しているようで、Bugge Wesseltoftが参加している曲ではシンセサイザーやエレクトロニクスも使っていて、また歌入りの曲もあって、新鮮味はあります。1曲目も、リズム的にあまりそれまで聴いたことがないような演奏です。それでも今までの路線の曲もあったり(でもエレクトロニクスは入っていたり)して、そういう意味では面白いです。ガルバレク自身、シンセやサンプラーを使っていますしね。時代の流れでしょうか。

 

Rites/Jan Garbarek(Ts, Ss, Synth, Samples, Per)(ECM 1685/86) - Recorded March 1998. Rainer Bruninghaus(P), Eberhard Weber(B), Marilyn Mazur(Ds, Per), Jansug Kakhidze(Singer), Bugge Wesseltoft(Accordion, Synth) - 1. Rites 2. Where The Rivers Meet 3. Vast Plain, Clouds 4. So Mild The Wind, So Meek The Water 5. Song, Tread Lightly 6. It's OK To Listen To The Gray Voice 7. Her Wild Ways 8. It's High Time 9. One Ying For Every Yang 10. Pan 11. We Are The Stars 12. The Moon Over Mtatsminda 13. Malinye 14. The White Clown 15. Evenly They Dances 16. Last Rite

邦題「聖なる儀式」。ほとんどの曲がヤン・ガルバレク作曲。歌入りの曲 (11-12曲目)もあり、いろいろなサウンドを取り込んでいて、サウンドカラーも曲によりさまざま。再演曲もあります。民族音楽のエッセンス も少々漂い、なおかつメロディアスで聴きやすいアルバムで、どこを切ってもガルバレク節。タイトル曲の1曲目を含め、8、15-16曲目でBugge Wesseltoftが参加している曲は、シンセサイザーや他のエレクトロニクスのエフェクツを使用していますが、でてくるサウンドは電気的ながら郷愁を誘うような曲もあります。8、15曲目はややリズミカル。逆にオーソドックス?なワン・ホーン・クァルテットの編成の演奏は3-4、6、9、14曲目ですが、エキゾチックな 哀愁を漂わせた演奏も。7曲目はやや元気な曲調。

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