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2006/12/28

Frifot/Per Gudmundson/Ale Moller/Lena Willemark

1690

ECMの民族音楽シリーズのひとつになっているかも。Per Gudmundsonと、Ale Moller、Lena Willemarkというおなじみの2人と合わせて3人での演奏になっています。半分以上が北欧のトラディショナルになっていて、それをアレンジしているそうです。ちょっと演奏が鋭くなってきたかな、と思うも、それでもやはり民族音楽に聴こえます。こういうメンバーを発掘するのもECMはうまいと思います。時々つんざくような高い声が出るのは、北欧の音楽の特徴なのかなあ、とも思いますが、どうなんでしょうね。

 

Frifot/Per Gudmundson(Vln, Swedish Bagpipes, Vo)/Ale Moller(Mandola, Fl, Hammmered Dulcimer, Folk Harp, Shawn, Vo)/Lena Willemark(Vo, Vln, Fl)(ECM 1690)(輸入盤) - Recorded September 1998. - 1. Abba Fader 2. Stjarnan 3. Tjugmyren 4. Kolarpolskan 5. I Hela Naturen/Mjukfoten 6. Forgaves 7. Kare Sol/Sjungar Lars-polska 8. Hemvandaren 9. Fafanglighet 10. Silder/Bingsjo Stora Langdans 11. Dromsken 12. Skur Leja 13. Metaren 14. Roligs Per-latar 15. Om Stenen/Snygg Olle 16. Morgonlat

(00/03/17)ジャズの要素はなく、北欧のフォークソング(民族音楽)そのもの。 半分以上の曲がトラディショナルをアレンジしたものとなっています。エキゾチックで時々超人的な高音を発するヴォーカル。1曲目の3人でのコーラスも良いけれど、他にヴォーカルとフィドル(ヴァイオリン)やギター(Mandola)の絡み合うのが中心の曲が8曲あります。インストルメンタルもそれなりに味があります。たゆたうような、時に情熱的な北欧サウンドに身をゆだねている、といった感じの曲が多いです。長調の曲もありますが、全体のイメージとしては北欧を思わせるような深い青から黒にかけての色を連想させます。どんよりしていて時々日がさす、といったところ。異国の地を空想でさまようには良いかもしれません。

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