共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Eternity And A Day/Eleni Karaindrou | トップページ | マントラ/オースティン・ペラルタ »

2006/12/31

Drawn Inward/Evan Parker Electro-Acoustic Ensemble

1693

エヴァン・パーカーのリーダー作。エレクトロ・アコースティック・アンサンブルのの2作目。旋律と非旋律が入り混じり、不思議なサウンドを聴かせてくれます。これもプロデューサーはスティーヴ・レイクで、こういう硬派なアルバムにはだいたい顔を出しています。作曲者によって多少の変化はありますが、おおむねゆったりと、時に超人的なソロがあり、進んでいきます。エレクトロニクスも効果的に、自然に溶け込んで使用している感じ。

 

Drawn Inward/Evan Parker(Ss, Ts, Khene) Electro-Acoustic Ensemble(ECM 1693)(輸入盤) - Recorded December 1998. Philipp Wachsmann(Vln, Viola, Live Electronics, Sound processing), Burry Guy(B), Paul Lytton(Per, Live Electronics), Lawrence Casserley(Live Electronics, Sound Processing), Walter Prati(Live Electronics, Sound Processing), Marco Vecchi(Live Electronics, Sound Processing) - 1. The Crooner (For Johnny Hartman) 2. Serpent In Sky 3. Travel In The Homeland 4. Spouting Bowl 5. Collect Calls 6. Ala Lotan 7. Reanascreena 8. At Home In The Universe (For Stuart Kauffman) 9. Writing On Ice 10. Phloy In The Frame 11. Drawn Inward

(03/09/02)メンバーのオリジナルか何人かでの共作。やや静かなエネルギーを持ったフリー・インプロヴィゼーションで、時折り盛り上がります。曲によって生音とエレクトロニクスがうまく合わさっていて不思議な雰囲気。旋律と非旋律がせめぎ合い、難解な感じはします。1曲目は(For Johnny Hartman) と書いてあるのですが先鋭的なサウンドとの関連性が不明。2曲目は弦楽器の上を激しく舞い飛ぶサックスの構図。3曲目などはエレクトロニクスが主体になっていて、やはり作曲者によってさまざまなサウンドになっています。5曲目は10分を超えますが、ここでもサックスのフレーズの舞い飛ぶゆったりとした展開の曲。Burry Guy作の7曲目は弦楽器が中心。11曲目のタイトル曲は2曲目と似ている構造の印象。

« Eternity And A Day/Eleni Karaindrou | トップページ | マントラ/オースティン・ペラルタ »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

ECM1651-1701番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Drawn Inward/Evan Parker Electro-Acoustic Ensemble:

« Eternity And A Day/Eleni Karaindrou | トップページ | マントラ/オースティン・ペラルタ »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト