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2006/11/28

Lament/Giya Kancheli

1656

Giya Kancheliの作曲した曲をギドン・クレーメルらの演奏で。やはり静かな場面が多くを占めていて、時々盛り上がるというのは彼の特徴としてあるのかもしれません。だいぶ使い尽くしてあまり使いたくはないのですが、深い寒色系というサウンドカラーも、やはりここでは使わざるを得ないなあ、とも思います。カンチェリを紹介したのはやはりNew Seriesのおかげかと思いますが、独特な雰囲気を持った作曲家です。

 

Lament/Giya Kancheli(ECM New Series 1656) - Recorded March, 1998. Gidon Kremer(Vln), Maacha Deubner(Soprano), Tbilisi Symphony Orchestra, Jansug Kakhidze(Cond) - 1. Lament Music Of Mourning In Memory Of Luigi Nono For Violin, Soprano And Orchestra

邦題「ラメント<<哀歌>>」。ギヤ・カンチェーリはグルジアの20世紀現代音楽家。深くて荘厳な現代音楽という雰囲気を持った、しかし哀愁漂うメロディも感じられるところもある、42分の曲が1曲。ヴァイオリンとソプラノの歌がソリストで、ハンス・ザールの詩の「詩節」を使用。静かな場面に時々盛り上がる場面がはさみ込まれていて、その色合いはやはり哀しみに包まれている深い寒色系の色という感じがしています。(99年11月22日発売)

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