Das Buch Der Klange/Hans Otte
Hans Otteの曲を、現代音楽が得意なピアニスト、Herbert Henckが演奏しています。こういう音楽をミニマル・ミュージックとでも言うのか、演奏の中に反復が入っていて、それとゆったりした部分にはコードの連続とか、ちょっと変わった傾向の現代音楽です。セールス的にはどうなんだろうと少々気にはなりますけど、ヨーロッパではそこそこ売れていたのでは、とは予想させるものの、日本ではどうなんでしょうか。
Das Buch Der Klange/Hans Otte(ECM New Series 1659)(輸入盤) - Recorded September 1997. Herbert Henck(P) - 1-12. Das Buch Der Klange 1-12
(04/03/10)Hans Otteは20世紀ドイツの現代音楽家。邦題にすると「響きの書物」とでもなるのでしょう。メロディはほとんど強調されずに、コードだったり、アルペジオだったり、やや明るめな、時にやや暗い音のかたまりの色彩として、時間軸に沿って表情を変えながら耳の中に入ってくる、というイメージの曲が多いです。静かな部分もフレーズやコードの反復で聞かせている感じ。こういう曲もミニマル・ミュージックと言うのでしょうか。
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工藤さん,すみません。コメント入れたと思ったんですが,入ってませんでしたか?。
スパム・フォルダーに入っているかもしれません。入ってなかったらまた入れ直します。
投稿: 中年音楽狂 | 2018/10/24 23:42
>中年音楽狂さん
スパム・フォルダーの方もチェックしましたが、コメントは入っていませんでした。すいませんが、もう一度投稿いただけると幸いです。
投稿: 工藤 | 2018/10/25 05:23
工藤さん,おはようございます。コメント入っておらず,大変失礼しました。
私は以前はECM New Seriesには基本手を出さなかったのですが,SchiffやKremerのおかげでそういうことがなくなり,今や現代音楽のピアノは無条件で購入みたいになってますので,人間変われば変わるものです(苦笑)。
このアルバムはミニマルな響きが心地よく,またこの世界にはまっていく私です。
ということで,TBさせて頂きました。
投稿: 中年音楽狂 | 2018/10/25 08:29
>中年音楽狂さん
TB、コメントどうもありがとうございます。
私も当時ミニマルとはどういうものかあまりよく分かってなかったかもしれませんけど、ミニマルという文字が書いてありました。旋律よりも、コードとかアルペジオの方が強調されて、しかも全般にわたってと言うのは珍しいと思います。このままECM New Seriesの沼にはまっちゃいましょう(笑)。
投稿: 工藤 | 2018/10/25 12:43