Spirit Talk/Kevin Eubanks
ロビン・ユーバンクスのサイド参加作品手直し聴き4日目。ここでのリーダーのケヴィン・ユーバンクスはロビンと兄弟で、Blue Noteへ移籍してからこのアルバムが第2作目となります。GRP時代の演奏は聴いたことはないけれど、レーベルカラーからして、だいたいフュージョン作品と想像はつきますね。Blue Noteへ移籍してからはかなり自分のやりたいように出来ている感じで、メンバーもデイヴ・ホランド関係だったミュージシャンも多く、当然変拍子系の曲も多くなって、やっぱりこういう感じの曲がやりたかったのね、と思います。ここではアコースティック・ギターが中心で、聴きやすい部分もありますが、時にアヴァンギャルドに爆発してます。
Spirit Talk/Kevin Eubanks(G)(Blue Note) - Recorded April 19-23, 1993. Robin Eubanks(Tb), Kent Jordan(Afl), Dave Holland(B), Marvin "Smitty" Smith(Ds), Mark Mondesir(Ds) - 1. Landing 2. Contact 3. Union 4. Spirit Talk 5. Earth Party 6. Inside 7. Going Outside 8. Journey 9. Livin'
ケヴィン・ユーバンクスはGRP時代よりはやりたい音楽をやっている感じ。全曲彼の作曲で基本はアコースティック。ロビン・ユーバンクスは1-3、6、9曲目に参加。3曲目での前半の兄弟デュオの迫力は凄く、後半フルバンドに。牧歌的なゆったりとしたバラードからポップス的になっていく1曲目、ちょっと渋めのボッサですが後半ギターが爆発する2曲目、メロディアスだけれどもテーマが不思議なリズムのタイトル曲の4曲目、8分の9拍子系のファンクといった感じの5曲目、エレキ・ギターでゆったりと演奏する6曲目、ホンワカしたフルートが心地良い7曲目、ギターの多重録音で、爽やか系時々渋めのサウンドで聴かせる8曲目、不思議なリズムでジャジーにせまる9曲目。マーヴィン・”スミッティ”・スミスは5、7、9曲目に参加。
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