ジャズ批評の編集部は素人か
書店で今日発売のジャズ批評、ちらっと見てみました。
実は読者投稿欄に私の原稿が掲載されています(実際には執筆依頼の形です)。
私のところ、「The Paul Bley Quartet(アルバムタイトル名)/Paul Bley(リーダー)」となっているはずが(確かにパッとわかりづらいタイトル名ではありますが、それならそれで編集部から質問していただきたかったです)、それとは何の関係もないSam Jones Quintet/Visitationだかのタイトルが付けられていました。これはどういうことでしょう?
私の1枚のジャズレコード、という企画なのに、肝心のところが間違えていてはどうしようもないではありませんか?
ジャケット写真も添付してあるのに、とてもジャズを分かっている方が校正されたとは思えません。ここからジャズ批評編集部素人論が出てきます。
私も本職の仕事方面では、原稿を書いていた時期もあり、必ずゲラ校正はやらせていただいたのですが、今回それを申し出なかったことを非常に後悔しています。私の品位も落ちますしね。
人の手にゆだねなければならず、しかも出版されてしまったら直しがきかない、という点があるので、ネットでしか表現したくない、ということも、今回改めて実感しました。
(追記10月26日)毎号多くの「お詫びと訂正」が巻末に掲載されているけれど、どうせ私の書いたのもそうやって小さく訂正が載るだけでしょうから、自分のホームページに作ってしまいました。
ジャズ批評134号106ページ訂正原稿(ジャズ批評誌のとんでもない誤植により掲載しました)。ちなみにちゃんとした校正はやっていなかったようですね。
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