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2006/09/02

Beautiful Friendship/Joe Farnsworth Sextet

1166
Criss Crossレーベル順番聴き5日目。今日は現在のところジョー・ファーンズワースのこのレーベル唯一のリーダー作です。作曲も1曲だけで、他のリーダー作にしても良かったのではないかな、と思います。例えば、シダー・ウォルトンは曲を2曲提供していますし。ということで、メンバー全体のトータルアルバムと考えることにします。だいたいの曲のサウンドカラーは似ているのですが、特に3曲目だけは異質です。ベースが入ることもあるものの、テナー・サックスとドラムスの一騎打ちで、モーダルでフリー一歩手前のやりたい放題、という感じの曲。ドラマーに焦点をあてているのでこういう曲もあってもいいかな、と思いますが、全体のバランスとしては崩れますね。


Beautiful Friendship/Joe Farnsworth(Ds) Sextet(Criss Cross 1166)(輸入盤) - Recorded December 11, 1998. Cedar Walton(P), Eddie Henderson(Tp, Flh), Eric Alexander(Ts), Steve Davis(Tb), Nat Reeves(B) - 1. Eddie's Mood 2. Beautiful Friendship 3. Joobie 4. Lament 5. I'm Not So Sure 6. Something In Common 7. I See You, Brother 8. Melancholee 9. Joe's Tempo

(06/08/27)Joe Farnsworthの作曲は7曲目のみで、他のメンバーの曲が5曲。現代ハードバップ色が強い曲が目立ちますが、他の方向の曲も。地に足をつけて一歩一歩踏み出していくようなミディアムのハードバップの1曲目、明るい曲調とクローズド・ハーモニーのテーマのホーンが印象的なスタンダードのタイトル曲の2曲目、サックスとドラムスではじまって、ピアノレス・トリオでアップテンポのモーダルな3曲目、J.J.ジョンソン作のじっくりと聴かせる哀愁のバラードの4曲目、8ビートのジャズ・ロック的なノリの5曲目、明るい曲調でややアップテンポの6曲目、テーマのメロディが美しい8分の6拍子の、アドリブはジャズする7曲目、リー・モーガン作のちょっと静かなバラードの8曲目、アップテンポでカッコ良いハードバップの9曲目。

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