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2006/09/17

Alexandr Mosolov/Herbert Henck

1569

Alexandr MosolovをHerbert Henck(ドイツの現代音楽のピアニスト)が演奏しています。そんなに難解ではないのですが、やはり、現代音楽だなあ、という雰囲気をあちこちに漂わせているピアノですねえ。やはり取り上げる必然性はあったのかもしれませんが、聴いていて、意外にすんなりと入ってくるのは、1920年代の作曲だからかもしれません。ジャズだったら黎明期ですもんね。それでもごつごつした感じとか、ある意味複雑なサウンドやフレーズはあちこちにありますけれども。

 

Alexandr Mosolov/Herbert Henck(P)(ECM New Series 1569)(輸入盤) - Recorded March 1995. - 1-2. Sonata For Piano No.2 In B minor Op.4 4-5. Deux Nocturnes Op.15 6-9. Sonata For Piano No.5 D Minor Op.12

(03/07/13)20世紀のロシアの作曲家Alexandr Mosolovのピアノ作品集。どの曲も作曲が1920年代ということで、最近の現代音楽ほどには難解ではありませんが、分かりやすいというほどでもありません。温度感の低さや、時折り激しいところはあっても思索的な感じがすることがECM的なのでは、と思います。前後がピアノ・ソナタで壮大な部分もある曲想、中間部の夜想曲の小品でも、やっぱり少々ものものしい印象です。

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コメント

ヘンクのピアノはいいですね。現代曲もいいですが、このようなロシアのメジャーでない作曲家を取り上げたアルバムも嬉しい。音はECMそのもの。
最近はNew seriesとそうでないアルバムの垣根が随分と低くなりました。

>kenさん

コメントどうもありがとうございます。Herbert Henckで自ブログを検索したら8枚ありました。けっこう出しているんですね。このアルバムを含め、それぞれに趣向を凝らしていて、興味深いです。

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