Lumpy Jazz/Jeff Berlin
ジェフ・バーリンの新譜ながら、当初彼のサイトでのネット販売だけだったのが、今年3月に大手通販でも出回りはじめ、すでに入手困難になっているアルバム。大手通販ではなかなか入荷しないので、某店の店頭にあったのを偶然発見、購入しました。前作にも増してベースが前面に出ていて、1、6曲目のようにアップライト・ベースと絡んで演奏している曲も数曲。トータルアルバムなんて知らないね、と思うぐらいベースが出しゃばっているというか、出まくっているというか。4ビートの曲も目立っているので、ジャジーといえばジャジーの場面も。とにかくこの人のベース、ハンパじゃありませんというのを見せつけてくれるアルバムです。
Lumpy Jazz/Jeff Berlin(B)(J.Jazz)(輸入盤) - Released 2006. Danny Gottlieb(Ds), Richard Drexler(P, Key, B), Toots Thielmans(Harmonica on 7), John Richardson(Additional Per) - 1. Brooklyn Uncompromised 2. My Happy Kids 3. Lien On Me 4. A Mensch Among Unmentionables 5. Almost Dawn 6. Have You Met Mischpucha 7. Toot's Suite 8. Everyone Gets Pld (If They Have The Time) 10. Intermezzo In A Major Opus 118 No.2
(06/08/12)ラストの曲の他はジェフ・バーリンの作曲。ベースが前面に出ている度合いはかなりのもので、曲によってジャズへの傾倒が見られます。リチャード・ドレクスターのアップライト・ベースとの組み合わせでメロディアスなフュージョンの1曲目、明るいアップテンポの4ビートになりながらベース・ソロもスゴい2曲目、やや静かで途中盛り上がる曲調に絡むベースの複雑なパターンの3曲目、浮遊感のあるハーモニーで8ビート的な4曲目、スローなテンポにベースのメロディがこれでもかと出る5曲目、アップライト・ベースとの4ビートで縦横無尽の6曲目、ハーモニカもちょっと参加する、同様の編成(ピアノは多重録音?)でバラードの7曲目、速いパッセージの4ビートでせまってくる8曲目、ブラームス作のクラシカルな9曲目。
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