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2006/07/03

私的’06年上半期ジャズベスト3

Chickultimate 1972 Johnindust 今年の私的上半期ベスト3は、

「アルティメット・アドヴェンチャー/チック・コリア」(Stretch)
The Ultimate Adventure/Chick Corea(P, Synth)(Stretch) - Recorded 2005. Steve Gadd(Ds, Palmas), Vinnie Colauta(Ds), Tom Brechtlein(Ds), Airto Moreira(Per, Voice), Rubem Dantas(Per, Palmas), Hossam Ramzy(Per), Hubert Laws(Fl), Jorge Pardo(Fl, Ss, Afl, Palmas), Tim Garland(Ts, Bcl), Frank Gambale(G), Carles Benavent(B, Palmas), Steve Kujala(Fl) - 1-3. Three Ghouls Part 1-3   4. City Of Brass 5. Queen Tedmur 6-7. El Stephen Part 1-2   8. King & Queen 9-11. Moseb The Executioner Part 1-3   12. North Africa 13-14. Flight From Karoof Part 1-2   15. Planes Of Existence Part 1   16-17. Arabian Nights Part 1-2   18. God & Devils 19. Planes Of Existence Part 2 20. Captain Marvel(Bonus Track)

全曲チック・コリアの作曲。アルバム全体が壮大な叙事詩になっているような統一感のあるアルバム。ボーナストラックを除く全19曲(2-3のパートを分けて1曲ずつにしているものも多いです)が一気に彼のエキゾチックな、ある種スパニッシュな、そしてある種中近東的な香りを、強力なリズムと共に通り過ぎていく感じです。特にドラマーやパーカッションが強力で、他の楽器ではフルートが目立ちます。ミュージシャンが曲ごとに替わっているにもかかわらず、アルバムが連続している感じはスゴい。曲ごとにサウンドは少しずつ変えながら組曲のように流れて行き、個々のフレーズは強力でインパクトがあります。残念な事に20曲目のボーナス・トラックはアルバムの雰囲気を変えてしまう明るめのラテン系。なくてもよかったかも。(06年3月29日発売)

 


「サウダージス/トリオ・ビヨンド」(ECM)
Saudages/Trio Beyond(ECM 1972/73) - Recorded November 21, 2004. Jack DeJohnette(Ds), Larry Goldings(Org, El-p, Sampler), John Scofield(G) - 1. If 2. As One 3. Allah Be Praised 4. Saudages 5. Pee Wee 6. Spectrum 7. Sven Steps To Heaven 8. I Fall In Love Too Easily 9. Love In Blues 10. Big Nick 11. Emergency

2枚組CDのライヴで、トニー・ウィリアムスへのオマージュとのこと。ラリー・ゴールディングスの作曲でやや叙情的な2曲目、トリオでのインプロヴィゼーションでミディアムの8ビート的なファンクのタイトル曲の4曲目と、渋めのブルースの9曲目の他は、トニー・ウィリアムスの曲(5、11曲目)や、ジャズメン・オリジナルが多く、ECMにしては温度感が高くハードなジャズの曲が多いです。ミュージシャンの露出度も抜群。1、10曲目あたりは4ビートのビンビンくるオルガンジャズを堪能できます。5曲目は静かな、そして盛り上がる場面もあるバラード。6-7曲目もなかなかスピーディーでスリリング。しっとりとした部分もあるスタンダードのバラードの8曲目。トニーのトリビュートに欠かせない11曲目はイェーイといいたくなる選曲。(06年6月7日発売)

 


「インダストリアル・ゼン/ジョン・マクラフリン」(Verve)

Industrial Zen/John McLaughlin(G, Prog)(Verve) - Released 2006. Bill Evans(ss, Ts), Gary Husband(Key, Ds), Hadrian Feraud(B), Mark Mondesir(Ds), Eric Johnson(B), Vinnie Colauta(Ds), Ada Rouvatti(ss, Ts), Dennis Chambers(Ds), Zakir Fussain(Tabla), Tony Grey(B), Matthew Garrison(B), Otmaro Ruiz(Synth), Shankar Mahadevan(Vo) - 1. For Jaco 2. New Blues Old Bruise 3. Wayne's Way 4. Just So Only More So 5. To Bop Or Not To Be 6. Dear Dalai Lama 7. Senor C.S. 8. Mother Nature

全曲ジョン・マクラフリン作曲ないしは共作。曲ごとに豪華な顔ぶれがかわる、上質なハード・フュージョン。しかもタブラやヴォーカルなど、曲によりインドの風味も少し。ハードでスピーディーなノリで、フレットレス・ベースがジャコに捧げられた1曲目、エリック・ジョンソン参加のゆったりしたファンク・ブルースといった感じの前後が静かな2曲目、エキゾチックな浮遊感のあるテーマを持っているエスニ・ファンクの3曲目、素朴にはじまって中盤でゴリゴリ盛り上がっていく4曲目と、同様な展開を見せる12分台もの6曲目、やや憂いのあるファンクのマイケル・ブレッカーに捧げられた5曲目、ファンクの上を哀愁のギターが漂う7曲目、個性的なヴォーカルのある打ち込みが満載の8曲目。デニス・チェンバースは3、5-6曲目に参加。(06年6月7日発売)


に勝手に決めてしまいました(笑)。でも他に少なくともお2人は、全く同じ事を言っている方がいて、まあ、妥当なセンではないかと思います。

次点で「サンガム/チャールス・ロイド」(ECM)「ミュージックリーム/フライド・プライド」(Victor)が私の場合、来ると思いますが、まだ上半期分、聴き終わってないんですよね(笑)。

ただ、要注意なのは、上記のアルバムでメインストリームの4ビートジャズはほとんどないということです。どちらかというとフュージョンのアルバムもあります。まあ、個人的な好みということで、お許し下さい。

今日現在未聴盤はCriss Crossが48枚(これは値上げを見越してまとめ買いしてあったものもあります)、国内盤新譜9枚、輸入盤13枚となっています。

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