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2006/07/11

Gorecki/Satie/Milhaud/Bryars/O Domina Nostra/Sarah Leonard/Christopher Bowers-Broadbent

1495

連続してChristopher Bowers-Broadbentのアルバムが続きます。彼はこの時期、まとめてアルバムを出していて、あと1枚出したら、ECMでは終わり、ということになるようです。現代音楽とパイプオルガンを両立できる演奏者はそんなに多くないと思うし、そういう意味ではこのアルバムも貴重ではありますが。ただ、現代音楽は一部を除いて難解なのと背中合わせのため、なかなか出てこない、ということもありますね。今回は、オルガン用の曲ではないようで、アレンジが入っているのでしょうか。まあ、いろいろなミュージシャンが出たり入ったりしているのもECMの一面ではありますね。

 

Gorecki/Satie/Milhaud/Bryars/O Domina Nostra/Sarah Leonard(Soprano)/Christopher Bowers-Broadbent(Organ)(ECM New Series 1495) (輸入盤)- Recorded June 1992. - 1. Henry Gorecki: O Dimina Nostra Op.55 2. Erik Saie: Messe Des Pauvres 3. Darius Milhaud: Prelude 1 4. Prelude 2 5. Gavin Bryars: The Black River

(04/01/23)エリック・サティの曲のみ19世紀作、他の曲は20世紀作。オルガンとソプラノ(1、4曲目)という変わった取り合わせで、静寂と重厚さを併せ持ったような、ゆったりと流れていくようなメロディとフレーズが印象的。1曲目は最初と後半は静かで、一部盛り上がったところで見せる大きな世界、2曲目はサティにしては重厚な雰囲気。荘厳でメロディアスな小品の3-4曲目、ヴォーカルが前面に出てきてそれでも厳かな5曲目。

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