共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Schattenwelt/Paul Giger | トップページ | Philly-New York Junction/John Swana - Joe Magnarelli Sextet »

2006/07/05

Gentle Warrior/Tim Warfield Quintet

1149
Criss Crossレーベル順番聴き3日目。今日はTim Warfieldの3作目になります。このレーベル、白人と黒人といろいろな編成でアルバムが作られているのですが、今回の場合、おそらく全員が黒人なので、やはり黒っぽい音でせまってきます。私は興味の幅が広いので、人種によって区別をつけることはありませんけれど、音ってやっぱり違いが出てくるものだと思います。特にこのメンバーの中ではベースのTarus Mateenがそのサウンドを振りまく度合いが強く、他のメンバーも強さの度合いはあるにしろ、もちろん振りまいているので、そういう渋さがたのしめるのかな、とも思います。なかなかメンバーもいいですね。


Gentle Warrior/Tim Warfield(Ts) Quintet(Criss Cross 1149)(輸入盤) - Recorded December 15, 1997. Nicholas Payton(Tp on 2-3, 8), Terell Stafford(Tp on 6-7), Cyrus Chestnut(P), Tarus Mateen(B), Clarence Penn(Ds) - 1. I've Grown Accustomed To Your Face 2. Adonis 3. Subliminal Being 1 4. Contrast J. 5. Lani 6. The Grim Reaper's Rapture 7. Time To Let Go 8. Subliminal Being 2

(06/06/17)Tim Warfieldは8曲中5曲(2、4-7曲目)。このメンバーだと黒さも出てくるなかなかいい取り合わせ。大物ニコラス・ペイトンも3曲で参加しています。ワン・ホーンのクァルテットで穏やかかつメロディアスなバラードを奏でる1曲目、ちょっとミステリアスな雰囲気もある渋い少しアップテンポの4ビートの2曲目、Clarence Penn作のテーマ以外はスペイシーで、フリーのフォーマットに近いような部分もある、起伏のある進行の3、8曲目、かなりのアップテンポでバリバリとモーダルに攻めまくる4曲目、静かに語りかけるような落ち着いたワン・ホーンでのバラードの5曲目、出だしにフリーの部分もあってモーダルに展開していき、物語性のある壮大な19分台の6曲目、アップテンポでひたすらに前進していくパワフルな7曲目。

« Schattenwelt/Paul Giger | トップページ | Philly-New York Junction/John Swana - Joe Magnarelli Sextet »

音楽」カテゴリの記事

Criss Crossレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

Criss Cross1101-1150番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Gentle Warrior/Tim Warfield Quintet:

« Schattenwelt/Paul Giger | トップページ | Philly-New York Junction/John Swana - Joe Magnarelli Sextet »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト