Battle Cry/Ryan Kisor Quartet
Criss Crossレーベル順番聴き4日目。ライアン・カイザーのレーベルリーダー作1作目ですが、このとき彼はまだ24歳だったとのこと。もうすでにいろいろなバンドでの実戦を積んでいるだけに、若いというイメージだけで聴くのはもったいないかも、という思いがあります。かなり流暢でシャープなアドリブという感じ。それに、バックのメンバーがまた良いですよね。サム・ヤヘル、ピーター・バーンスタインときて、ブライアン・ブレイドですぜ。曲の方は、オリジナルなどではストレート・アヘッドな渋い感じもあるにしろ、スタンダード方面の曲では、メロディアスで明るいイメージがあります。これも彼のキャラクターなのか、それともこのメンバーだからこそのサウンドなのか。
Battle Cry/Ryan Kisor(Tp) Quartet(Criss Cross 1145)(輸入盤) - Recorded October 11, 1997. Sam Yahel(Org), Peter Bernstein(G), Brian Blade(Ds) - 1. Battle Cry 2. It Happens 3. Falling In Love With Love 4. I'm Old Fashioned 5. Birdlike 6. Sweet Punpkin 7. If Ever I Would Leave You
(06/05/21)Ryan Kisorのクリスクロス第一弾。彼の作品は2曲(1-2曲目)。的確で端正なトランペットという印象。不規則にも聴こえるテーマの後にややアップテンポでシャープに斬っていくような彼のアドリブの演奏が耳に残るタイトル曲の1曲目、メロディアスなコード進行とソロが流麗に響いていくものの、オルガンがややもっさりした印象もあるややアップテンポの2曲目、ちょっと変わったイントロと早めのワルツ進行のスタンダードでメロディアスな3曲目、一転スローなバラードでしっとり加減のフレーズを奏で上げていくような4曲目、フレディー・ハバード作の飛び回るようなアップテンポでアドリブも速い5曲目、心地良いテンポで明るいメロディが心弾ませる6曲目、アップテンポながらやはり明るさのあるスタンダードの7曲目。
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