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2006/04/24

Rosensfore/Agnes Buen Garnas/Jan Garbarek

1402
今日はECMにしては珍しい北欧のフォークソングを取り上げたヴォーカル・アルバム。バックで演奏しているのはヤン・ガルバレクで、一人多重録音でサウンドを仕上げています。せっかく当時は国内盤で購入していたので、歌詞がついていたらもっと興味深かったのにな、と思います。ただ、ヨーロッパ市場でも、現地語で歌っているので、ヨーロッパ人は何ヶ国語も解するとしても、大部分の人は意味を分からずに雰囲気で聴いているのだと思うと、ちょっと楽しくなってしまいます。ところでここで出てくる打楽器のひとつはタブラのような気がするのだけれど、そこら辺がただの北欧アレンジになっていない気がして、面白い。


Rosensfore/Agnes Buen Garnas(Vo)/Jan Garbarek(Arr, All Instruments)(ECM 1402) - Recorded Autumn 1988. - 1. Innferd 2. Rosensfore 3. Mergjit Og Targjei Risvollo 4. Maalfri Mi Fruve 5. Venelite 6. Stolt Oli 7. Signe Lita 8. Lillebroer Og Storebroer 9. Grisilla 10. Utferd

ノルウェーのフォークソング(民族音楽?)に、ヤン・ガルバレクがバックのサウンドを付けてアレンジ。ガルバレクも北欧音楽に寄り添っていて、ジャズ色はなし。ただ、打楽器がインド系な気もしますが。1曲目は鋭いヴォーカルのみではじまり、北欧の印象深いメロディに乗せられて、バックのサウンドも北欧的と、異世界にはまり込んだ雰囲気。何気ない哀愁のあるメロディなのだけれども、心に深く入り込むタイトル曲の2曲目、北欧のドラマを扱った曲だそうで15分を超える歌唱の3曲目、やや薄日がさすような明るさでのどかな4曲目と続いていきます。歌詞が分かったら面白いだろう、とは思うのですが、曲はその後もマイナー調の哀愁漂う鋭い声の調子の歌唱が多く、北欧が主で少し多国籍的な味付けのバックのサウンド。

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