Aparis/Markus Stockhausen, Simon Stockhausen, Jo Thones
Aparis/Markus Stockhausen(Tp, Flh), Simon Stockhausen(Synth, Sax), Jo Thones(Ds)(ECM 1404)(輸入盤) - Recorded August 1989. - 1. Aparis 2. Poseidon 3. Carnaval 4. High Ride 5. Rejoice 6. Peach
(02/02/14)全曲マーカスとサイモンのシュトックハウゼン兄弟(?)による作曲。静寂の彼方から寄せては返しながら徐々に近づいてくる16分台のタイトル曲の1曲目は、ようやく7分頃から曲らしい展開があらわれてきますが、ドラムのビートがありながらもドラマチックに盛り上がり、再びスペイシーな展開。ややアグレッシヴなテーマを持つ2曲目は、ノリの良いファンク的な要素もある13分台の曲で、これまた静寂に戻っていきます。全体的にメロディアスで分かりやすい演奏の3曲目、ビートが効いていて浮遊感のあるシンセサイザーのコードとメロディが奏でられている4曲目、最初はゆったりと流れていき後半プログレ的な展開のある13分台の5曲目、トランペットがシンセサイザーをバックに朗々と歌い上げる6曲目。
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» 久々に聞いた"Aparis" [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
Aparis Markus Stockhausen / Simon Stockhausen / Jo Thönes (ECM) このアルバムを聞くのも久しぶりである。このメンツではもう1枚,”Desp [続きを読む]
工藤さん,おはようございます。
久しぶりに(本当に久しぶりです)このアルバムを聞いて,いい意味でのECMらしさとらしくなさの同居に嬉しくなってしまいました。ここまでシンセを使って,ファンク的なも持ち合わせるECMのアルバムはあまりないように思います。
ということで,TBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2017/05/02 09:50
>中年音楽狂さん
TBどうもありがとうございます。
サックスとシンセ、そしてドラムスという組み合わせは、ECMらしい特異な編成というか、それでいて、静かな部分もECMらしいし、当時はこんなアルバムもあったんだなあ、と思います。懐かしいですね。
投稿: 工藤 | 2017/05/02 10:25