Waitin' And Waitin'/Bobby Broom Trio/Quartet
Criss Crossレーベル順番聴き5日目。3月もレーベルも、これでまたちょっとひと区切り。今日はギター・トリオと、それに数曲でテナー・サックスを加えたクァルテットのアルバム。個人的にはいいなあ、と思うんですけれども、ボビー・ブルームというギタリスト、このレーベルではサイド参加作を含めてたった3枚の録音、Amazonなどで検索してもあまりリーダー作を出していないんですね。おまけに彼のもう一枚のリーダー作、No Hype Blues(Criss Cross 1109)は廃盤ではなくても、在庫なし、再生産の予定もなしで入手困難盤になってしまいました。ちょっと地味かなとも思えるところが損をしているのでしょうか。
Waitin' And Waitin'/Bobby Broom(G) Trio/Quartet(Criss Cross 1135)(輸入盤) - Recorded December 28, 1996. Ron Blake(Ts), Dennis Carrol(B), George Fludas(Ds) - 1. Without A Song 2. Hot House 3. Always 4. The End Of A Love Affair 5. Burt's Blues 6. Speedball 7. Waitin' And Waitin' 8. Mo'
(06/03/27)Bobby Broom作は全8曲中3曲(5、7-8曲目)。ベースはエレキベース。コード奏法があったり、メロディも分かりやすく、親しみやすいアルバム。数曲(2、5-7曲目)にサックスも参加。旋律を聴いているとメロディアスで聴きやすく、スタンダードの料理方法もゴキゲンな1曲目、サックスと陽気にノリも良く曲を進めていく2曲目、ソロ・ギターからはじまって3人でミディアムで明るい3曲目、しっとり感の強いスローなバラードでやや淡色系のギターを聴かせる4曲目、あまりブルースっぽくない進行だけれどちょっとメカニカルな感じがいい5曲目、リー・モーガン作の燃えるような4ビートの6曲目、内省的なメロディで温度感が低いバラードのタイトル曲の7曲目、アップテンポでギターの流麗なフレーズを聴かせる8曲目。
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