Mozart/Scelsi/Part/Bartschi/Busoni/Werner Bartschi
Werner Bartschiのピアノ曲のアルバム。モーツァルトの曲を最初と中ほど、最後に置いて、その中に現代音楽家の演奏を入れていくという、New Seriesお得意のパターンのアルバム。こういうパターンのアルバムはその後にけっこう出てくるのですが、このアルバムはその最初の方のアルバムではなかったかと思います。有名な作曲家で買わせて、それと同時に現代音楽の方に目を活かせる、という意図が当たっているかどうかは分かりませんが、何枚も聴いていると、もう慣らされた感があります。しかも現代音楽の方も、あまり難しいものは、ここではないということで、割とすんなりと聴けるんではないでしょうか。
Mozart/Scelsi/Part/Bartschi/Busoni/Werner Bartschi(P)(ECM New Series 1377)(輸入盤) - Recorded July 1988. - 1. Wolfgang Amadeus Mozart: 1. Fantasie C-moll KV475 Giacinto Scelsi: 2-5. Vier Illustrationen Zu Den Verwandlungen Vishnus Arvo Part: 6. Fur Alina Wolfgang Amadeus Mozart: 7. Adagio H-moll KV540 Werner Bartschi: 8. Fruhmorgens Am Daubensee Frruccio Busoni: 9. Toccata Wolfgang Amadeus Mozart: 10-12. Sonate B-Dur KV333
(04/04/04)18世紀オーストリアの有名な作曲家モーツァルトの曲を最初、最後、中ほどにちりばめ、そこに各種20世紀現代音楽家の作品を当てはめていくピアノ作品。モーツァルトの作品は、いかにもクラシックという感じの、聴いたことがあるようなメロディアスな曲が多いです。現代音楽作品の方はあまり難解なものは多くなく、そのサウンドは情景的かも。彼自身の作曲の曲も8曲目にあります。ペルト作品は小品ですが静謐。
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