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2006/02/03

Trio Music, Live In Europe/Chick Corea/Miroslav Vitous/Roy Haynes

1310 そろそろCD時代に入ってきたようで、ボーナストラックをつけない方針のECMのCDですが、62分ほどの演奏。1枚あたり聴き返す時間が長くなってくるのが少々つらいところ(笑)。さて、チック・コリア、ミロスラフ・ヴィトウス、ロイ・ヘインズのスーパートリオです。ライヴなのでスタンダードを入れたりして聴きやすくはなっていますけれど、4-6曲目は一人ずつソロのプレイがあったりして、メンバーの自信のほどがうかがえます。スタンダードを堂々と演奏できるのも、ECMではキース・ジャレットとチック・コリアぐらいしか思い浮かばないので、やっぱり別格なんだろうなあ、ということを思わせます。演奏は調和を意識している部分も多いですが、やっぱりスゴいの一言。

 

Trio Music, Live In Europe/Chick Corea(P)/Miroslav Vitous(B)/Roy Haynes(Ds)(ECM 1310) - Recorded September 1984. - 1. The Loop 2. I Hear A Rhapsody 4. Summer Night - Night And Day 5. Prelude No.2 - Mock Up 5. Transformations 6. Hittin' It 7. Mirovisions

強力ユニット第二弾(Stretch盤を入れると第三弾)で、ライヴ。チック・コリア作は2曲(1曲目、4曲目後半)。他にスタンダードもあったり、スクリャービン もあったりと多彩。1人1人のテクニックが スゴく自由度が高い。スタンダードのように非常にメロディアスな1曲目、メロディを重視しながら3人ともかなり自由な動きをする2曲目、スタンダードのメドレーでちょっとしっとりとした出だしからやや盛り上がったり静かになったりして進む3曲目、前半が唯一クラシックのソロ・ピアノで、ソロのまま後半の哀愁とスパニッシュ感覚あふれるオリジナルに進む4曲目、アルコの超人的なベースソロが展開する5曲目、ドラムスのソロをドラマチックに進行させる6曲目、ベースのアルコではじまり緊張感のあるトリオでの変幻自在な展開の7曲目。

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