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2006/02/14

Three Viennese Dancers/Gavin Bryars

1323

Gavin Bryarsの作品。まだこの時代、New Seriesでも作曲者本人が演奏もするというアルバムがあります。そうなってくると、必然的にジャズとのボーダーレスのように聴こえることもあり、当初のNew Seriesの戦略的な位置付けとしては、まあ、成功したのかな、と思います。ただ、セールスの方は日本ではあまり良くなかったのかな、とも感じますが。ヨーロッパでは受け入れられたのでしょうか。現代音楽には属するけど、特異な編成の曲が多く、「非常にのどかなフリー・インプロヴィゼーションというような感じも」というのも、まあまあ当たっているのではないかなあ、とは思います。

 

Three Viennese Dancers/Gavin Bryars(Per)(ECM New Series 1323)(輸入盤) - Recorded February, 1986. Pascal Pongy(French Horn), Charles Fullbrook(Per), Arditti String Quartet: Irvine Arditti(Vln), Alexander Balanescu(Vln), Levine Andrade(Viola), Rohan De Saram(Cello) - 1. Prologue 2. String Quartet No.1 3. First Viennese Dance 4. Epilogue

(03/10/26)全曲Gavin Bryarsの’80年代の作曲。1、4曲目はフレンチホルンとパーカッション2人という特異な編成、2曲目が弦楽四重奏団、3曲目がフレンチホルンとパーカッション1人。2曲目を除いては、 その特異な編成からすると非常にのどかなフリー・インプロヴィゼーションというような感じもします。2曲目の弦楽四重奏団の演奏はやや青色系の色彩ながらも、比較的分かりやすいサウンドで、表情を徐々に変えていきます。

 

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