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2006/02/28

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble

1341

ヒリヤード・アンサンブルによる、トーマス・タリス歌曲集。ここで、古楽のジャンルのNew Seriesが出てきますが、この後に、もっと古い、断片からの発掘や、作曲者不詳の曲まででてきて、ある意味New Seriesの1つの柱にもなってきます。ある時期までは王道のクラシックに正面から切り込むということをしなかったので、脇を固めた、という感じでしょうか。ヒリヤード・アンサンブルの歌唱も良いし、教会の録音ということもあって、深い響きがECMとマッチして、ゆったりと時間が流れていく感じがします。時代が時代なので、宗教音楽になりますが、そういうことを分からないでも、リラックスして聴けます。

 

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 1341)(輸入盤) - Recorded September 1986. David James(Countertenor), John Potter(Tenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Paul Hillier(Baritone), Michael George(Bass) - The Lamentations Of Jeremiah 1. Incipit Lamentatio 2. De Lamentatione 3. Salvator Mundi 4. O Sacrum Convivium Mass For Four Voices 5. Gloria 6. Credo 7. Sanctus 8. Benedictus 9. Agnus Dei 10. Absterge Domine

(03/07/27)Thomas Tallisは16世紀の作曲家。ここではヒリヤード・アンサンブルによる5声ないしは4声でのポリフォニーによる歌唱を聴くことができます。ロンドンの教会での録音なので、響きが深い感じです。曲によって多少温度感は違いますが、 ある時は朗々と、ある時は憂いを少したたえながらも、そのサウンドは淡色系で、宗教音楽ということもあって、柔らかく包み込まれるような雰囲気で時が流れていきます。

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