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2006/03/01

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran, Fredy Studer, Stephan Wittwer

1342

クリスティ・ドランはじめ3人の名義による2ギター(1人はシンセサイザー兼任)、1ドラムスの編成による演奏。フリー的に聞こえる部分もあれば、ロックっぽく聴こえる部分もあって、なかなか一筋縄ではいかないな、と思いますが、こういうアルバムも作ってしまうのがECMです。そして、いろいろ作った中から有名になったものは残っていく、というパターン。残念ながらこのアルバムはあまり評判になったということは聞かなかったので、そのまま消えていったのかもしれません。でも、ストリーミングでは聴くことができますし、ジャズということにこだわらなければ、割と面白いサウンドのアルバムではないかと思います。

 

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran(G), Fredy Studer(Ds, Per), Stephan Wittwer(G, Synth)(ECM 1342)(輸入盤) - Recorded November 1986. - 1. Canon Cannon 2. 1374 3. Quasar 4. Belluard 5. Backtalk 6. Messing 7. D.T.E.T.

(99/08/10)ギタリスト2人が半々の曲を提供。基本的には2ギター1ドラム(パーカッション)の編成。ロックっぽい部分やパーカッシヴな部分も多く、ベースもないので(ベースは時々シンセで演奏と思います。)不思議なサウンド。1曲目はロックビート?にのってギターのアドリブが繰り広げられます。フリーインプロヴィゼーションのようにパーカッシヴに展開する2曲目、いくつかのパターンが繰り返しあらわれて変化していく3曲目、ドラム、ロックギターのようなソロから変幻自在に変わっていく4曲目、急速調の4ビート?の5曲目、2本のギターが妙に息が合っている変則アヴァンギャルドなカントリーとでも言うべきか?の6曲目。フリーインプロヴィゼーションのような、不協和音とパーカッションが心地よく聞こえる7曲目。

 

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