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2006/02/20

Paul Hindemith: Sonatas For Viola/Piano And Viola Alone/Kim Kashkashian/Rovert Levin

1330

ポール・ヒンデミスの曲で、LPでは3枚組、CDでは2枚組。CD1枚目がヴィオラのソロなので、当時いかにECMがキム・カシュカシャンに期待を寄せていたか分かります。ちなみに2枚目はピアノとのデュオになっています。現代音楽は、ジャズよりもずっと早く進化していて、戦前にはある程度確立していたのですが、その戦前の音楽の演奏です。現代音楽的なところとクラシック的な叙情的なところとが混ざっていて、割と気軽に聴けるのでは、と思います。当時のNew Seriesは、割と現代音楽で攻めていった個性的なところもありました(今もそうですが)。そこでNew Seriesの個性を確立して言った面もあります。

 

Paul Hindemith: Sonatas For Viola/Piano And Viola Alone/Kim Kashkashian(Viola)/Rovert Levin(P)(ECM New Series 1330-32)(輸入盤) - Recorded 1985-86. - 1-3. Sonate Fur Viola Solo Op.31 Nr.4 4-7. Sonate Fur Viola Solo Op.25 Nr.1 8-10. Sonate Fur Viola Solo 11-14. Sonate Fur Viola Solo Op.11 Nr.5 15-17. Sonate Fur Viola Und Piano Op.11 Nr.4 18-20. Sonate Fur Viola Und Piano Op.25 Nr.4 21-24. Sonate Fur Viola Und Piano

(03/11/16)LP3枚組がCDでは2枚組(約127分)。CDでは1枚目がヴィオラのソロ、2枚目がヴィオラとピアノのデュオと、区切りが良くなっています。Paul Hindemith の20世紀前半(第2次大戦前)の頃の作品集。現代の音楽ほど難解な表情ではないにしても、かなり難しそうな旋律を弾ききっているKim Kashkashianのヴィオラは、なるほど、スゴいです。寒色系だけれど、深く、カラフル。デュオの方が私にはややなじみやすい感触がします。

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