共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Fragments/Paul Bley | トップページ | From Now On.../Scott Wendholt Quartet/Sextet »

2006/02/12

Getting There/John Abercrombie

1321 ここら辺のアルバムって、前回聴いたのは’98年以前だったので、懐かしい気持ちと、聴き直して記憶ではけっこう勘違いがあったな、という部分があります。やたらジョン・アバークロンビーが繊細だったというイメージしかなかったのですが、今聴いてみるとけっこう過激なギターのフレーズの曲もあったりします。メンバーも、マーク・ジョンソン、ピーター・アースキン、そしてゲストでマイケル・ブレッカーとスゴいメンバー。もっとも当時は今ほどのベテランではなかったわけなんですが。ECMでも比較的売れていたアルバムばかりの手直しになるので、けっこうこの聴き直しとコメント直し、楽しいものになっています。

 

Getting There/John Abercrombie(G, G Synth)(ECM 1321) - Recorded April 1987. Marc Johnson(B), Peter Erskine(Ds), Guest: Michael Brecker(Ts) - 1. Sidekicks 2. Upon A Time 3. Getting There 4. Remember Hymn 5. Thalia 6. Furs On Ice 7. Chance 8. Labour Day

ジョン・アバークロンビー作は全8曲中6曲。スゴいメンバーが集まって、4ビートでないジャズを演奏しています。8ビートでしかもギターシンセサーザーも駆使した、地に足が着いているフュージョン的なサウンドの1曲目、ギターの繊細な淡いフレーズが聴けるしっとりとしているバラードの2曲目、やや沈んでいるけれどもギターは切れ味の鋭いフレーズを奏でるタイトル曲の3曲目、ゆったりと映画音楽のような、ちょっと浮遊感のあるメロディの4曲目、ヴィンス・メンドーサ作の、活躍するギター中心でビート感が薄い5曲目、マーク・ジョンソン作の印象深い明るいテーマでちょっと過激な6曲目、メルヘンチックなバッキングの7曲目、3人が一体となってデリケートな演奏をする8曲目。マイケル・ブレッカーは1、4、6曲目に参加。

« Fragments/Paul Bley | トップページ | From Now On.../Scott Wendholt Quartet/Sextet »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

ECM1301-1350番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Getting There/John Abercrombie:

« Fragments/Paul Bley | トップページ | From Now On.../Scott Wendholt Quartet/Sextet »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト