共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« EU/Werner Pirchner | トップページ | NO NAME HORSES »

2006/02/07

Elegies/Kim Kashkashian/Robert Levin

1316このあたりになってくると、New Seriesの比重が多めになってきます。まだ大物の作曲家を1枚のアルバムでまとめて、というのはほとんどなく、このアルバムのように古いところから新しいところまで7人の作曲家を取り混ぜて、それをアルバムにまとめて聴かせる、という方法が多いです。ただ、その選択方法が、ECMらしいというか、独特なんですね。多くの場合、現代音楽と、有名どころのクラシックの作曲家を混ぜるという方法で、それが新しい世界を生み出すということもありますし。Kim Kashkashianは特に、この後New Seriesで多くのアルバムを録音していくことになります。

 

Elegies/Kim Kashkashian(Viola)/Robert Levin(P)(ECM New Series 1316)(輸入盤) - Released 1986. - 1. Benjamin Britten: Lachrymae Op.48 2. Ralph Vaughan Williams: Romance 3. Elliott Carter: Elegy 4. Alexander Glasunow: Elegie Op.44 5. Franz Liszt: Romance Oubliee 6. Zoltan Kodaly: Adagio 7. Henri Vieuxtemps: Elegie Op.30

(03/10/11)19世紀から20世紀にかけての7人の作曲家による「Romance(叙情的な曲)」と「Elegy(哀歌)」に関する7曲を集めたアルバム。現代の作曲家にはいかにも現代音楽らしい難しい響き(1曲目)がありますが、やや軽めの叙情性を感じる事ができます。分かりやすいメロディの曲は2、4-7曲目。哀愁を誘います。中間的な雰囲気が3曲目。さまざまな曲調の曲があるため、通して聴くとBGMよりは向き合う雰囲気かも。

« EU/Werner Pirchner | トップページ | NO NAME HORSES »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

クラシック・現代音楽」カテゴリの記事

ECM1301-1350番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Elegies/Kim Kashkashian/Robert Levin:

« EU/Werner Pirchner | トップページ | NO NAME HORSES »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト