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2006/02/10

Bande A Part/Masqualero

1319

今見ると、このグループ、なかなかのメンバーですね。グループでは3枚アルバムが出ていますが、割と立て続けに出して、おしまい、という感じでしたね。トランペットにニルス・ペッター・モルベルがいるのも特徴で、この後売れていくことになります。ECMのジャズを演奏する模範的なグループ(というよりは人選がもうそうなっているのでこうなるのか)で、危なげなく、非4ビート系のジャズが続いています。あまりここではこの言葉を使いたくはないんですが「温度感が低い」というのも、彼らのためにあるような言葉かもしれません。久しぶりに聴いてみましたけど、こういうアルバムもあってこそのECMだと思います。

 

Bande A Part/Masqualero(ECM 1319)(輸入盤) - Recorded August and December 1985. Nils Petter Molvaer(Tp), Tore Brunborg(Ts, Ss), Jon Balke(P, Synth), Arild Andersen(B), Jon Christensen(Ds, Per) - 1. 3 For 5 2. Natt 3. Sort Of 4. Vanilje 5. Bali 6. Tutte 7. No Soap 8. Nyl

(03/07/13)全曲各メンバーのオリジナル。珍しくオーソドックスなクインテットの編成ですが、4ビートの曲はなく、やっぱりECMらしいサウンド。ゆったりとしたビートでメロディーが語りかけてくる1曲目から、温度感は低めです。ビート感がなくなり、より冷めたサウンドでゆっくりと流れていく2曲目、タムタムのビートをバックに浮遊感の漂う中を、フリーキーなホーンも交えてECMらしいジャズになる3曲目、エレキピアノなどをバックに、前半はベースでのメロディが中心となる4曲目、印象的なテーマと自由なピアノのソロなどで独自なジャズ度は高い5曲目、ドラマー作のビートが利いてそれにソロが絡んでいる6曲目、トランペットが淡々とメロディを吹くバラードの7曲目、アンサンブルがまとまっていてメロディが印象的な8曲目。

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