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2006/02/16

Arbos/Arvo Part

1325

アルヴォ・ペルトの作品。今見てみるとヒリヤード・アンサンブルも参加したり、トーマス・デメンガ、デニス・ラッセル・デイヴィス、ギドン・クレーメルと、おなじみの演奏かが多いですね。1、7曲目は同じ曲でやや激しめなサウンドでしたが、他の曲はゆったりとしたおとなしめな曲も多く、これ全部を含めてペルトの音楽だということのアピールになっています。やはりNew Seriesの公式の最初のアルバムは、スティーヴ・ライヒではなくてペルトだったというのが、象徴的にも思います。ただ、昔はジャズの方に多く偏りがちで、New Seriesのこの時期のアルバムは、あまりよく聴いてはいなかったのも事実なんですが。

 

Arbos/Arvo Part(ECM New Series 1325) - Recorded March and August 1986. The Hilliard Ensemble: Lynne Dawson(Soprano), David James(Counter Tenor), John Potter(Tenor), Paul Hillier(Baritone), Gidon Kremer(Vln), Vladimir Mendelssohn(Viola), Thomas Demenga(Cello), Brass Ensemble Staatsorchester Stuttgart, Dennis Russell Davies(Cond), Christopher Bowers-Broadbent(Org), Albert Bowen(Per), Susan Bickley(Alto), Rogers Covey-Crump(Tenor) - 1. Arbos 2. An Den Wassern Zu Babel Sassen Wir Und Weinten 3. Pari Intervallo 4. De Profundis 5. Es Sang Vor Langen Jahren 6. Summa 7. Arbos 8. Stabat Mater

(02/08/03)邦題「アルボス「樹」」。現代音楽。編成やサウンドがさまざまに変わって2-6分台の曲が1-7曲目にあるので、ここまでは小品集ということになります。1、7曲目は同じタイトル曲。アルヴォ・ペルトらしい音。8曲目は23分台のメインともいえる曲ですが、ギドン・クレーメルも参加していて、やはり目玉はこの曲かも。全体を通してみて一本筋が通っているというか、基調にある色彩感がやや神秘がかって深遠な感じがします。

 

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