Minor Thang/Tony Reedus Quartet
1日、間があいてしまいましたが、Criss Crossレーベル順番聴き3日目。ドラマーのトニー・リーダスのリーダー作で、ピアノレス、そしてギターが加わっているクァルテット編成です。この中でギタリストのデイヴ・ストライカーがこのレーベルではこのアルバムにしか参加していないので目玉かな、と思います。調べたらオーソドックスなギタリスト、とのことですが、聴いた感じ、ジャズをやる時のマイク・スターンだとか、ブルーノート時代のケヴィン・ユーバンクスとかと共通項があるような気がします。それはバッキングにまわった時の音色が、エフェクターがかかっているような、フルアコではないような音になっているという点。そしてフレーズを弾く時も、バップフレーズから外れることも多い点。私はちょっとヒネクレ者なので、こういうギターの音が好みです。
Minor Thang/Tony Reedus(Ds) Quartet(Criss Cross 1117)(輸入盤) - Recorded December 24, 1994 and December 17, 1995. Ron Blake(Ts), Dave Striker(G), Ritchie Goods(B), Ron McBee(Per on 6) 0 1. Minor Thang 2. Frank's Tune 3. Little Waltz 4. I Love You 5. Beyond All Times 6. Goodbye Pork Pie Hat 7. Invitation 8. Sam Sack
(06/01/28)Tony Reedus作は1曲目のみで、ジャズメン・オリジナルやスタンダードが多い。Dave Strikerの参加がメインストリームながらちょっと違うサウンドなので目をひきます。1曲目はややアップテンポでドラムスも元気にプッシュする勢いのある曲。ちょっとホンワカした感じが温かみを感じるミディアムでさりげない2曲目、ロン・カーター作のしっとりとした哀愁のあるゆったりめのワルツを聴かせる3曲目、ギターレストリオで、スタンダードを一部ファンクっぽく攻めて4ビートが主流になる4曲目、ウディ・ショウ作のアップテンポでモーダル、スリリングな5曲目、ちょっと渋めに有名な曲を料理する6曲目、これまた有名な曲で、やはり渋めの4ビートでせまる7曲目、ミルト・ジャクソン作でややブルージーな感じの演奏の8曲目。
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