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2006/01/31

Erendira/First House

1307

First Houseの1枚目のアルバム。この時はあまり気が付いていなかったけど、ジャンゴ・ベイツというピアニストのアルバム、その後JMT(BAMBOO)レーベルなどでも何枚か所有するようになったので、縁があったのだなあと思います。フリー・インプロヴィゼーションよりは手前のアルバムと書いてありますが、静かな場面から、盛り上がったところまで、けっこうドラマチックな仕上がりになっているのがいいですね。もちろんそういうサウンドなので、聴く人をある程度選ぶとは思いますけど。アルバム1枚分、奇数曲と偶数曲に分かれて、それらを通してアルバム全体の流れになっていく(と感じる)のは、なかなかありそうでなさそうな感じも。

 

Erendira/First House(ECM 1307)(輸入盤) - Recorded July 1985. Ken Stubbs(As, Ss), Django Bates(P), Mick Hutton(B), Martin France(Ds, Per) - 1. A Day Away 2. Innocent Erendira 3. The Journeyers To The East 4. Bracondale 5. Grammenos 6. Stranger Than Paradise 7. Bridge Call 8. Doubt/Further Away

(99/06/06)奇数曲目は乾いているいわゆるECM風ジャズという印象で、フリーインプロビゼーションよりは手前の演奏なので心地よいアルバム。静かにはじまってだんだん盛り上がっていく1曲目は、時々あるリズムのキメも含め心地よい。3曲目はいわゆる自由度が高いアップテンポなジャズながら、テーマは複雑。5曲目はけっこう緊張感が高く、ドラマチック。7曲目のゆったりとした盛り上がりもなかなか捨てがたい。美しいメロディの2曲目をはじめ偶数番目の曲は小品ながら 良い曲が多い。こちらはジャズというよりはインプロヴィゼーションに近い。ケン・スタッブスとジャンゴ・ベイツがほとんどの曲を書いています。特にジャンゴ・ベイツは当時からそのピアノのフレーズなどに才気を感じさせます。

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