Best Laid Plans/David Torn
Best Laid Plans/David Torn(G)(ECM 1284)(輸入盤) - Recorded July 1984. Geoffrey Gordon(Per) - 1. Before The Bitter Wind 2. Best Laid Plans 3. The Hum Of Its Parts 4. Removable Tongue 5. In The Fifth Direction 6. Two-Face Flash 7. Angle Of Incidents
(03/04/20)デヴィッド・トーンのオリジナルか2人の共作によって構成。1、6曲目が共作なので2人の フリー・インプロヴィゼーションなのでは、と思いますが、けっこうまとまりがあります。1曲目ではエレキギターで切り裂いていくフレーズとドラムスが、まるでデュオでロックをしているかのような、スペイシーかつ元気なフレーズが舞い飛びます。哀愁の漂う出だしのアルペジオと時に舞っているギターのフレーズが浮遊感を誘うタイトル曲の2曲目、強力なギターとドラムスのフレーズが空間に響き渡る3曲目、ディストローションの効いたギターソロの小品の4曲目、粘り気のあるドラムスの上を飛翔するギターの5曲目、フレーズはマイペース な感じで、淡々と進んでいく6曲目、やや変化のあるコラボレーションが聴ける7曲目。
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工藤さん,こんばんは。
このアルバム,結構前から欲しいと思っていたのですが,ようやく入手できました。最近のDavid TornのECM作はハイブラウ度が高いですが,これぐらいロック的フレーズをぶちかます方がこの人らしいと思いました。
ということで,TBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2017/06/04 18:40
>中年音楽狂さん
TBどうもありがとうございます。っと、またTBが入ってないので、再度トライいただけると幸いです。
私もこの時代のロックっぽいデヴィッド・トーンの方が好きです。当時だからこういう音作りができたんだなあ、なんてことを思ってますけど、彼も若かったし。ECMのたどってきた歴史のひとつですね。
投稿: 工藤 | 2017/06/04 19:42