ジャズCDの個人ページBlog

メレディス・モンクのリーダー作。全曲彼女の作曲なのですが、これまたまだNew Seriesのなかった時代なので、まさにボーダーレスな音楽のアルバムを世に出しています。しかもこの前にもアルバムを出してますし。ジャズではないことは確かですが、かといってクラシック/現代音楽に入れるというのも少々困るアルバムというか。でもヴォイスによるインパクトはありますね。後年これらのBOXセットが出るくらいなので、レーベルとして販売のインパクトはある程度以上にはあったのだと思いますが。ヴォイスの声、旋律が受け入れられるかどうかにも関わってきますが、私個人的には、購入してもあまり聴かなかったことを白状します。

Turtle Dreams/Meredith Monk(Voice, P, Synth)(ECM (New Series) 1240)（輸入盤） - Released 1983. Robert Een(Voice), Andrea Goodman(Voice), Paul Langland(Voice, Org), Julius Eastman(Org), Steve Lockwood(Org), Collin Walcott(Org, Didjeridoo) - 1. Turtles Dreams 2. View 1 3. Engine Steps 4. Ester's Song 5. View 2

(03/01/08)全曲メレディス・モンクのオリジナル。１曲目は合唱というよりはオルガンをバックにしたヴォイス・パフォーマンスとでも言うべき１７分台の曲。どことなく暗く、エキゾチック。ある時は流れていて、ある時は突き刺さってくるようなヴォイス。２－５曲目はコリン・ウォルコットとのデュオのクレジットのようですが（？）。２、５曲目はアクセントのヴォイスがキリッと入って、それでいて、ゆったりと時が流れて過ぎ去っていきます。