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2005/12/02

Molde Concert/Arild Andersen

1236

1236lpアリルド・アンデルセンのリーダー作でライヴ盤。ここではECMが滅多にやらない、未発表曲の追加をやっています。後年、マル・ウォルドロンのLP再発の時にもありました。それにしても、1曲目はECMとは思えないほど元気な曲になってます。ドラムスもなぜかアルフォンソ・ムザーンですし。これを4アップテンポの4ビートでガツンとやっているところは、当時の他のECMのアルバムではみないですね。ここでもビル・フリゼールの活躍もあって、ECMというよりはジャズとして面白いアルバムになっています。こういうアルバムがCDの時は早めに出ているので、扱いは特別だったのでは、と思います。左のジャケ写がCDで、右はLP。

 

Molde Concert/Arild Andersen(B)(ECM 1236)(輸入盤) - Recorded August 1981. John Taylor(P), Bill Frisell(G), Alphonse Mouzon(Ds) - [CD] 1. Cherry Tree 2. Targeta 3. Six For Alphonse(CDのみ) 4. Nutune(CDのみ) 5. Lifelines 6. The Sword Under His Wings 7. Commander Schmuck's Earflap Hat 8. Koral 9. Cameron 10. A Song I Used To Play(CDのみ) 11. Dual Mr. Tillman Anthony(CDのみ)   [LP] 1. Cherry Tree 2. Lifelines 3. Predawn(LPのみ) 4. The Sword Under His Wings 5. Targeta 6. Commander Schmuck's Earflap Hat 7. Cameron 8. Koral

(01/01/01)ライヴ盤で、特筆すべきはCD再発の際にECMとしてはじめて未発表曲を4曲も入れている点。アルフォンス・ムザーンのドラムスなので、非常に元気なECMらしからぬアルバム。ECMとしてはパワーがありすぎる感じも。ビル・フリゼールも今よりはストレートでオーソドックスなエレキギター。1曲目は快調に全員一丸となって飛ばしまくります。比較的静かな2曲目もフュージョン的な曲の流れ。8分の6拍子で豪快な3曲目、浮遊感のある曲調の4曲目、静かな対話が続く5曲目、鋭いフレーズの応酬がある13分台の6曲目、珍しく陽気な7曲目、ポップスを聴いているような感じの8曲目、抽象的なテーマがカッコ良い元気な9曲目、哀愁漂うメロディの10曲目。そしてリズミカルな11曲目で幕を閉じます。

 

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