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2005/11/11

The Gift/Billy Drummond Quartet

1083
Criss Crossレーベル順番聴き1日目。ドラマーのリーダー作ですが、オリジナルはなく、トータルサウンドでもいくけれども場面によってはオレがオレがのドラムソロで、バランスとしてはいいのではないかな、と思います。ジャズメン・オリジナルが多いといっても、昔の曲は少なく、今の曲が多いところも特徴。クァルテットの人選も良いみたいで、アグレッシヴな部分も持ちながら、どことなく都会的なSeamus Blakeのサックスもけっこう自己主張しているし、Renee Rosnesのピアノもいい感じ。特にクインテットにしなければならない部分がなくて、全体的に引き締まった印象があります。分かりやすいスタンダードはありませんが、やっぱり「今」を行っているんだと思います。


The Gift/Billy Drummond(Ds) Quartet(Criss Cross 1083)(輸入盤) - Recorded December 23, 1993. Seamus Blake(Ts, Ss), Renee Rosnes(P), Peter Washington(B) - 1. Car Tunes 2. The Common Law 3. Ode To Angela 4. Apex 5. The Gift 6. Gargoyles 7. Dear Old Chicago 8. Devil May Care

(05/11/03)Billy Drummondの曲はなく、かわりにRenee Rosnesの曲が2曲。ジャズメン・オリジナルが中心で、「今」のジャズ。ドラムスも前面に出てきます。元気さと現代的な冷徹さが同居している、アップテンポでサックスがゴリゴリくる1曲目、浮遊感がある複雑そうな展開の、やや抑え気味ながら出るところは出る2曲目、ハロルド・ランド作のボッサ・ナンバーをサックスが自由に駆けまわる3曲目、チャールス・ロイド作の目まぐるしいメロディで、ピアノが抜けてアップテンポの4曲目、幻想的でやや控えめなバラードのタイトル曲の5曲目、ロングトーンと変わったリズムと、アップテンポの4ビートが交互に出る6曲目、クリフォード・ジョーダン作の12分にもわたるワルツの7曲目、ボブ・ドロー作のアップテンポでせまる8曲目。

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