共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Skylight/Art Lande, David Samuels, Paul McCandless | トップページ | Day Is Done/Brad Mehldau Trio »

2005/11/17

The Great Pretender/Lester Bowie

1209

レスター・ボウイのリーダー作。ここではけっこう自由にやらせてもらっているようで、やはり時間も長い1曲目の大作がポップスだということも、意外性のあるアルバムになっているのでは、と思います。後にブラス・ファンタジーにつながる、ということをアルバムコメントに書いてますけど、アート・アンサンブル・オブ・シカゴがECMでアルバムを出した時点で、こういう方向性もアリかな、と思えるようになりました。既成曲が3曲もあるのも、ECMとしては珍しいのでは。このアルバムも、あまり熱心に聴いてなかったので、またかけてます。場面により少しユーモラスな場面もあるのは、ボウイの音楽せいではないかと思います。

 

The Great Pretender/Lester Bowie(Tp)(ECM 1209)(輸入盤) - Recorded June 1981. Hamiet Bluiett(Bs), Donald Smith(P, Org), Fred Williams(B), Phillip Wilson(Ds), Fontella Bass(Vo), David Peaston(Vo) - 1. The Great Pretender 2. It's Howdy Doody Time 3. When The Doom (Moon) Comes Over The Mountain 4. Rios Negroes 5. Rose Drop 6. Oh, How The Ghost Sings

(99/05/05)ポップなノリの曲を、アヴァンギャルドな感じを含めて料理している1曲目がとにかく印象的。このサウンドは後のブラス・ファンタジーに引き継がれていくのですが、ここでの楽器の編成はオーソドックス。3曲目までが他の人の作曲で、後半がレスター・ボウイのオリジナル。その1曲目は何と16分台のポップスの大曲ですが、進んだり立ち止まったり。この曲のみバリトンサックスとヴォーカルも参加。おどけたニューオリンズ・ジャズのような2曲目、ハードなフリー・ファンクの様相を示す3曲目、哀愁メロディアス路線の4曲目、スペイシーなインプロヴィゼーションの5曲目。6曲目はプロデューサーであるアイヒャーやエンジニアの名前もクレジットされているエコーたっぷりのフリー・インプロヴィゼーション。

 

« Skylight/Art Lande, David Samuels, Paul McCandless | トップページ | Day Is Done/Brad Mehldau Trio »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

ECM1201-1250番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: The Great Pretender/Lester Bowie:

« Skylight/Art Lande, David Samuels, Paul McCandless | トップページ | Day Is Done/Brad Mehldau Trio »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト