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2005/11/14

Tell It Like It Is/The Tenor Triangle With The Melvin Rhyne Trio

1089
Criss Cross順番聴き4日目。オルガントリオをバックにテナー・サックス3人がバトルを繰り広げる(というよりは、それぞれがソロを演奏して次に引き継いでいく、というのがほとんどですが)演奏方法、けっこう好きです。特にここでの3人、エリック・アレキサンダー以外は知名度は日本では今ひとつですが、演奏は当然ながらうまく、何よりもあまりリスナーが訓練されてなくても3人の個性が聴き分けられるのがいいところではないかな、と思います。アレキサンダーには「メカニカルな」という表現も使いたいところですけれど、バラードなどでは歌心もけっこうあると思うし、それはこのアルバムを聴いてみてのお楽しみ、ということで。


Tell It Like It Is/The Tenor Triangle With The Melvin Rhyne(Org) Trio(Criss Cross 1089)(輸入盤) - Recorded January 4, 1993. Ralph Lalama(Ts), Eric Alexander(Ts), Tad Shull(Ts), Peter Bernstein(G), Kenny Washington(Ds) - 1. Tell It Like It Is 2. Thing One 3. Minor Changes 4. Ballad Medley: When Sunny Gets Blue, Cherokee, Memories Of You 5. Lazy Bird 6. Body And Soul 7. The Eternal Triangle

(05/11/05)スタンダードやジャズメン・オリジナル中心で、個性的な3人のテナーが聴きどころ。都会的な、高音域がやや多いエリック・アレキサンダー、やや低音でブロウしている感じのタッド・シュル、メロディアスな感じのソロをとるラルフ・ララマ。1曲目はウェイン・ショーター作のまだジャズっぽい時代だった頃の作品を、ブルースのような味付けで。タッド・シュル作のやはりソロが取りやすいミディアムテンポの2曲目、ピーター・バーンスタイン作の渋いマイナーブルースの3曲目、3曲のバラードのメドレーをそれぞれワン・ホーンで演奏する4曲目、ジョン・コルトレーン作をアップテンポのボッサ調で楽しく料理する5曲目、普通ならバラードを陽気な4ビートで料理する6曲目、ソニー・スティット作のアップテンポで迫力ある7曲目。

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