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2005/11/21

Tehillim/Steve Reich

1215

スティーヴ・ライヒのアルバムで、ECMとしては3作目で一段落。1曲目の出だしなどは、アフリカの曲を聴いているような錯覚に陥ってしまい、おまけにその反復が心地よく響いて発展していきますね。こういう音楽だとボーダーレスな感覚で聴けるような気がしてます。ここまできても、まだNew Seriesとしては当初扱われていなくて、購入する人も迷った(そんなところはないか、ライヒ有名だったから)可能性もありますね。ヴォイスの使い方とか、あまり現代音楽とかクラシックらしくなくて、聴く人はあまり気にしなかったのかも知れないし。ミニマル・ミュージック、特に好きとかないですが、聴いていて脳が麻痺していくような感覚は好きです。

 

Tehillim/Steve Reich(Per)(ECM (New Series) 1215)(輸入盤) - Recorded October 1981. Pamela Wood(High Soprano), Cheryl Bensman(Lyric Soprano), Rebecca Armstrong(Lyric Soprano), Jay Clayton(Alto), Bob Becker(Per), Russ Hartenberger(Per), Garry Kvisted(Per), Gary Schall(Per), Glen Velez(Per), Virgil Blackwell(Cl, Fl), Mort Silver(Cl, Piccolo), Vivian Burdick(Oboe), Ellen Bardekoff(English Horn), Edmund Niemann(Org), Nurit Tilles(Org), Shen Guibbory(Vln), Robert Chausow(Vln), Ruth Siegler(Viola), Chris Finckel(Cello), Lewis Paer(B) - 1. Parts 1 & 2 2. Parts 3 & 4

(03/01/08)スティーヴ・ライヒらしいと言えば言える曲。ある時は表情を変えながら反復していき、ある時はドラマチックに展開するように聞こえるヴォイス(ヴォーカル)を中心に、パーカッションや電子オルガンも使用して、ワールド・ミュージックっぽいサウンドを発しています。クラシック色は薄く、ジャスにまではいかないにしても、記譜されたECMでのインプロヴィゼーション、とでもいう雰囲気。明るめのサウンドカラーを持っています。

(注)The ECM Recordings/Steve Reich(ECM New Series 2540-42)の3枚組CDとして、’16年に再発。

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