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2005/11/28

Step Lively/Steve Wilson Quintet

1096
Criss Crossレーベル順番聴き3日目。スティーヴ・ウィルソンのリーダー作としてはこのレーベルでの3枚目ですが、ますますわが道を行く路線になっています。比較的サウンドスペースをとっていて、その中をソロ楽器が泳ぎまわる、といった雰囲気の曲が多いのも、各メンバーを信頼しているからでしょうし、彼自身も吹っ切れたようなフレーズを飛ばしています。相棒にギターを入れたのもマンネリを防ぐ意味では良かったのでしょうし、Freddie Bryantというギタリスト、ほとんど知りませんでしたが、現代ジャズ、といった感じのギターを弾く人なので、これまた私的には好みです。ただ、全体的にちょっとマニアックかな、という印象も少々。


Step Lively/Steve Wilson(As, Ss) Quintet(Criss Cross 1096)(輸入盤) - Recorded December 19, 1993. Freddie Bryant(G), Cyrus Chestnut(P), Dennis Irwin(B), Gregory Hutchinson(Ds), Daniel G. Sadownick(Per on 1, 4-5) - 1. The Epicurean 2. For Stan 3. Step Lively 4. I Love It When You Dance That Way 5. Love Reborn 6. The Gospel Truth 7. Be One 8. 'S Wonderful

(05/11/23)全8曲中2曲(1、3曲目)がSteve Wilson作曲。今回はワン・ホーンで今っぽいジャズのギターとの共演、パーカッションも3曲で参加。都会的なフレーズながらちょっと気だるい感じのミディアムのラテンの雰囲気の1曲目、ジョアン・ブラッキーン作のミステリアスさを持つちょっと盛り上がる面もあるバラードの2曲目、ややアップテンポで飛び跳ねるようなテーマと続く自由なスペースでの個性的なアドリブが面白いタイトル曲の3曲目、アップテンポでしかもフレーズも濃い、ラテンタッチの4曲目、何とジョージ・デューク作を割とあっさりと仕上げている5曲目、ギタリスト作で、テンポも変化してかなり自由に演奏している6曲目、ちょっと浮遊感もあるゆったりしたバラードの7曲目、スタンダードをアップテンポで料理する8曲目。

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