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2005/11/26

Saxophone Mosaic/Gary Smulyan Nonet

1092
Criss Crossレーベル順番聴き1日目。今日はこのレーベル初の9人編成のアルバム。アレンジャーも何とボブ・ベルデンがついています。やっぱりレーベルの最初の頃ってお金がないので、少人数の編成で録音期間も1日、というパターンが多いのですが、ここでも録音はわずか1日でやっています。それでいて、ここまでアレンジがビシッときまっているのは、個々のミュージシャンの譜面を読める能力がスゴいからなのか、予習をけっこうやってきたからなのか(笑)。このレーベル、’93年の12月は毎日のように相当数のレコーディングをやっているんですね。まあ、スゴ腕のミュージシャンが揃っているからなんでしょうけれど。やっつけ仕事とは思えないアレンジにソロです。それにメインはGary Smulyanで、バリトンサックスをバリバリと吹きまくっています。


Saxophone Mosaic/Gary Smulyan(Bs) Nonet(Criss Cross 1092)(輸入盤) - Recorded December 22, 1993. Dick Oatts(As, Ss, Fl), Billy Drews(As, Cl, Fl), Ralph Lalama(Ts, Cl, Fl), Richie Perry(Ts), Scott Robinson(Bs, Bcl), Mike LeDonne(P), Dennis Irwin(B), Kenny Washington(Ds), Bob Belden(Arr, Cond) - 1. Apache Dance 2. Olivia's Arrival 3. Speculation 4. The Wind 5. Smoke Signal 6. Stockholm Sweetnin' 7. Springsville 8. Fingers

(05/11/19)Gary Smulyan作は2曲目のみで、ジャズメン・オリジナルが多い。レーベル初のノネット編成。ボブ・ベルデンのしっかりしたアレンジでホーンのアンサンブルの厚みがいい。9曲目のみサド・ジョーンズアレンジ。重厚なアンサンブルのテーマの後、アップテンポでバリバリと吹きまくっている迫力のある1曲目、ミディアムでわりと温かい感じの音楽が伝わってくる2曲目、ホレス・シルヴァー作のなかなかノリの良いテーマとアドリブを聴かせる3曲目、ちょっと渋めでしっとりしたバラードの4曲目、ジジ・グライス作の基本的にアップテンポで、ノリでせまる5曲目、クィンシー・ジョーンズ作のメロディアスな6曲目、ややアップテンポで洗練されたアンサンブルが良い7曲目、ややアンサンブルカラーが異なるアップテンポの8曲目。

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