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2005/11/14

Sanfona/Egberto Gismonti & Academia De Dancas

1203

エグベルト・ジスモンチのリーダー作。このアルバムも2枚がそれぞれ趣向が違うので、1枚ずつ分けて出した方がいいのでは、とも思えるのですが、あえてこうしている理由が何かあるのでしょうか。他にもいくつか、テーマがそれぞれ違うけど、2枚組としてまとめて発売されているアルバムがありますし。ただ、今回のように、1枚はグループで、1枚がソロで、というのもアリなんじゃないかなあ、と聴いていて思うようになりました。彼の演奏って、本家ブラジルから出しているアルバム以外では、ECMが一番入手しやすいし、少し洗練された感じはあるけれども、それでもブラジル色が出ているなあ、と感じます。

 

Sanfona/Egberto Gismonti(G, P, Vo) & Academia De Dancas(ECM 1203/04)(輸入盤) - Recorded November 1980 and April 1981. Mauro Senise(Ss, As, Fl), Zeca Assumpcao(B), Nene(Ds, Per) -Egberto Gismonti & Academia De Cancas - 1. Maracatu 2. 10 Anos 3. Frevo 4. Loro 5. a) Em Familia b) Sanfona c) Danca Dos Pes d) Eterna Solo - 1. De Repente 2. Vale De Eco 3. Cavaquinho 4. 12 De Fevereiro 5. Carta De Amor

(02/11/15)全曲エグベルト・ジスモンチのオリジナル。別々の2枚のアルバムを合わせた雰囲気の2枚組。1枚目がグループによる演奏ですが、やはり彼の曲は彼の曲、という印象。淡い色調のサウンドで、ラテン色を感じる場面も。曲の展開は観念的な部分やフリーの部分も一部にありますが、時にサックスやフルートのメロディが印象に残ります。5曲目は21分にも及ぶ彼ならではのドラマチックな組曲構成で、彼の原初的な表現に近い部分かも。2枚目はソロによる演奏です。ここではギターの演奏が中心。多重録音の曲もありますが、個性的なアルペジオの織り成す色彩の世界にひたるようなサウンド。特に16分台の1曲目は、曲の進行とともにその表情を変えていきます。2曲目はインディアンオルガンでの演奏。

 

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